「BATTLE OF TOKYO」白濱亜嵐・浦川翔平・中島颯太・深堀未来 独占インタビュー

Rolling Stone Japan vol.07 掲載(Photo = Tim Gallo)

7月、千葉・幕張メッセにてライブイベント「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~」が開催され、EXILE TRIBEの若手グループ“Jr.EXILE世代”による初の総合エンタテインメント・プロジェクト『BATTLE OF TOKYO』がスタートした。6月25日発売のローリングストーン誌の表紙を飾った「白濱亜嵐+浦川翔平+中島颯太+深堀未来」。王道を進化させるカルチャーの担い手たちとして本誌に語ってくれた、ロングインタビューを掲載する。

※本インタビューは、6月25日発売「Rolling Stone Japan vol.07」に掲載された記事です。

EXILE TRIBEの若手グループ“Jr.EXILE世代”による初の総合エンタテインメント・プロジェクト『BATTLE OF TOKYO』がいよいよスタート。順次公開されているMVでは、各グループが近未来的な世界観の中で“コラボバトル”する様子が描かれ、早くもその圧倒的なスケール感が話題だ。7月3日には、Jr.EXILE世代として初となるアルバム『BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~』が発売され、翌日の7月4日から7日にかけては、千葉・幕張メッセにてライブイベント「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~」が開催された。

メンバー全員がすでに確固たる地位を築き上げ、今夏の終わりからは初の5大ドームツアー『少年クロニクル』をスタートさせるGENERATIONS。47都道府県を巡るホールツアー『GO ON THE RAMPAGE』でそのパフォーマンス力を徹底的に鍛え上げ、今年は初のアリーナツアー『THROW YA FIST』で全国のファンを熱狂させたTHE RAMPAGE。EXILEのライブツアー『STAR OF WISH』に帯同して、フレッシュな魅力をファンたちに強く印象付けたFANTASTICS。そして、EXILE TRIBEで初のアルバムデビューを果たした、世界基準のグループ・BALLISTIK BOYZ。4グループにとって大きな挑戦となる『BATTLE OF TOKYO』は、EXILE TRIBEにとっても、新たな歴史の幕開けとなることは間違いないだろう。

RSJでは今回、GENERATIONSのリーダーを務める白濱亜嵐、THE RAMPAGEのパフォーマーにしてDJとしても活躍する浦川翔平、オーディションを勝ち抜いて見事にFANTASTICSのボーカリストとなった中島颯太、そしてニューヨークでエンタテインメントの修行を積んだBALLISTIK BOYZのラッパー兼パフォーマーである深堀未来に、同プロジェクトへの意気込みと、各グループの強み、そしてJr.EXILE世代が見据える未来について語ってもらった。

Jr.EXILE世代はEXPG STUDIO時代からの同志

ーGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZの4組は、Jr.EXILE世代と呼ばれています。この世代にはどんな共通点があるのでしょうか?

白濱亜嵐(GENERATIONS):僕たちがJr.EXILE世代と呼ばれているのは、メンバーの多くがLDHが運営する総合エンタテインメントスクール「EXPG STUDIO」でダンスや歌を学んできた卒業生であり、EXILEに憧れて、その背中を見て育ってきた世代だからです。僕らにはそれぞれに所属するグループがありますが、それ以上に同じ学校で切磋琢磨してきた仲間であり、いつかは僕らの世代で新しいエンタテインメントを創り出していこうと誓い合った戦友でもあります。

ーJr.EXILE世代は、いわば同窓生のような側面もあるわけですね。そのメンバーで新たなプロジェクトに挑戦すると。

白濱:今回の総合エンタテインメント・プロジェクト『BATTLE OF TOKYO』は、僕らJr.EXILE世代にとって長年の夢のような感じです。それでいて、単にみんなでライブをするというだけではなく、世界に通用する新しいジャパニーズ・カルチャーになりうるものだと考えています。というのも今回のプロジェクトは、MVや音源を発表したり、ライブを行うなどの音楽面での活動のみならず、幅広い分野に波及していくものだからです。本当にすごい規模のプロジェクトになっていくと思うので、僕ら自身も期待に胸を膨らませています。



ー『BATTLE OF TOKYO』では、各グループがコラボバトルを繰り広げていくとのこと。このバトルによって、ファンの方が応援しているグループとは別のグループの魅力に気づくことも多そうです。

白濱:まさにそれはこのプロジェクトの狙いのひとつです。ライブの前日にリリースされるアルバム『BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE』には、4組総当たり戦で6曲が収録されていますが、すべての楽曲がお互いのグループの魅力を高めるような仕上がりになっているんです。そのため、これまでGENERATIONSを応援してくれていたファンの方が、THE RAMPAGEとのコラボ楽曲「SHOOT IT OUT」を聴いて、THE RAMPAGEのライブにも行ってみようと思ってもらえる可能性はあると思います。そういう意味でも、お互いのグループにとってプラスになるし、ファンの方にはよりいっそうJr.EXILE全体を楽しんでもらえるプロジェクトだと考えています。

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