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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2014.04.10 00:00
The Infamous Mobb Deep
22年のキャリアでトップ40に入ったシングルがゼロ。NYのクイーンズ出身のデュオは、同地のダークなラップに多大な影響を及ぼしてきたにもかかわらず、正当な評価を受けてこなかった。ふたりは戦闘的な8枚目の ...
2014.04.10 00:00
Formula Vol. 2
バチャータ(ドミニカのダンスの一種)のスター、アヴェンチュラ(Aventura)の元仕掛け人が情熱的なドミニカのバラード・キングとして有名なのには訳がある。曲がより深く心のこもったものであればあるほど ...
2014.04.10 00:00
Salad Days
90年代のインディロックの心を持った“自分撮り世代”の若者、マック・デマルコは2枚目のアルバムで“マッキーは悪い子、バッド・ボーイ”と宣言した。皮肉たっぷりの意図的な歌詞と、けだるいヴォーカルが満載で ...
2014.04.10 00:00
Piñata
フレディ・ギブスとマッドリブは、ちょっと想定外のデュオだ。ギブスは、無愛想でストリート・ラップ一筋、一方のマッドリブはディープなサイケデリック文化とフリー・ジャズを好むカルト・ヒーロー。ところが、この ...
2014.04.10 00:00
Say Yes to Love
このアート・パンクなキッズたちはニューヨーク州シラキュース出身。同郷出身の有名バンドは……誰もいない。だが彼らの切迫したエモーショナルなプレイはハスカー・ドゥや初期の頃のスリーター・キニーを彷彿とさせ ...
2014.04.10 00:00
Darlings
ケヴィン・ドリューの2枚目のソロ・アルバムは、温かなノイズが吹き出すところから始まる。自身が10年以上も続けてきたトロントのバンド、ブロークン・ソーシャル・シーンのようなインディ・ロック特有の恍惚的な ...
2014.04.10 00:00
我ら、時 通常版
2010年、13年ぶりに行われたコンサートツアーを収録した3枚組ライヴ盤。ファースト、セカンド中心の楽曲、3つの新曲に加え、長いブランクの近況報告ともいうべきモノローグを聴くと、小沢は一貫して「生きる ...
2014.04.10 00:00
Here and Nowhere Else
クリーブランド出身のインディ・ロッカー、クラウド・ナッシングスのディラン・バルディは、18歳だった2009年からアルバムを発表し続けている。そして22歳となった彼がリリースするクラウド・ナッシングスの ...
2014.04.10 00:00
Pulses
世間はなぜこんなことを放置したのか? 現代ポップ・ミュージック・シーンは、ドラマ『グリー』の影響でブロードウェイ化の一途を辿り、チャート・トップに輝いたこのデュオでひとつのクライマックスに達したが、彼 ...
2014.04.10 00:00
DARK ENTRIES
現在活動休止中のSTARBOARDの今村寛之がフロントマンを務める4人組が、初フルアルバムを発表。たぶん90年代エモ/ギター・ロックをバックグラウンドに持つ人たちだと思うが、年齢と経験を重ねてきたから ...
2014.04.10 00:00
Enter the Slasher House
楽しいハーモニーのパンダ・ベアは、今までアニマル・コレクティヴのソロ活動のなかで最も人気者だった。だが今度は甲高い声の相棒、エイヴィ・テアが輝く番が来た。元ダーティ・プロジェクターズのエンジェル・デラ ...
2014.04.10 00:00
Strong Feelings
ダグ・ペイズリーは、一見優しそうな歌を作る。メロディは甘いカントリー・ロックだが歌詞は暗い。“未来は明るく燃えているが/長続きはしない”と「It’s Not Too Late (To Say Good ...
2014.04.10 00:00
Underneath the Rainbow
ジョージア出身のガレージ・パンク4人組は、レコーディングのキャリア十数年とか。彼らの最大の手本となったのは、ローカル色の濃いシングル盤を1~2枚出して消滅してしまった60年代の無名のバンドだった。今日 ...
2014.04.10 00:00
キス・ミー・ワンス
豪州のダンス・ポップの歌姫は、最近ジェイ・Zのロック・ネイションとマネージメント契約を結んだ。もし12枚目となる彼女のこのアルバムが、最近のポップスに近いと感じるのならば、たぶんそれは最近のポップスが ...
2014.04.10 00:00
Tensnake
ドイツのハウスDJによる初めてのフルアルバム。80年代初期の気取ったエレクトロ・ディスコを意識して、歌中心のハウス・ミュージックを作り上げた。しかし、(マドンナのプロデューサーのジャック・ル・コントと ...
2014.04.10 00:00
ゴーイング・トゥ・ヘル
テレビドラマ『ゴシップガール』のスターがワイルドでダーティな80年代ロックの精神を復活。キャリー・アンダーウッドのカントリーとマリリン・マンソンのインダストリアルがヘアメタルから奪い去ってしまった要素 ...
2014.04.10 00:00
ルミナス
ベースのリース・ウェブいわく、「僕らは踊れる音楽を作りたかったんだ。高揚するような音楽をね」という言葉が示すように、ギターとドラムが劇的に変わった。心地良いディストーションが弧を描けば、深いリヴァーヴ ...
2014.04.10 00:00
Divergent: Original Motion Picture Soundtrack
暗黒郷の物語のサウンドトラックは、悪夢のように退屈だ。ハリウッドの次なる『ハンガー・ゲーム』と言われている大作映画『ダイバージェント』は、ティーン向けのベストセラー3部作小説を元にしている。映画のサウ ...
2014.04.10 00:00
Dave’s Picks Volume 9
1974年にデッドは、LSD製造化学者の設計した巨大な「ウォール・オブ・サウンド」というサウンド・システムを携えてツアーを行った。出費がかさみ、ツアーはその年末までに中止となった。しかし、モンタナ大学 ...
2014.04.10 00:00
Seer
このオレゴン州ポートランド出身のドローンのデュオは、不気味なイーノ風ドローンを再現。エフェクト・ペダルを操り、クラリネットを木管楽器のように聴かせている。『Seer』は、エクスペリメンタルなエレクトロ ...