90年代のインディロックの心を持った“自分撮り世代”の若者、マック・デマルコは2枚目のアルバムで“マッキーは悪い子、バッド・ボーイ”と宣言した。皮肉たっぷりの意図的な歌詞と、けだるいヴォーカルが満載で、さながらスティーヴン・マルクマスとマーク・ボランが出会った感じ。“Let My Baby Stay”では彼は人間関係にまつわる被害妄想に悩む。メッセージ(らしきもの)のが何となくある、けだるいロックだ。

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