ダグ・ペイズリーは、一見優しそうな歌を作る。メロディは甘いカントリー・ロックだが歌詞は暗い。“未来は明るく燃えているが/長続きはしない”と「It’s Not Too Late (To Say Goodbye)」で、ニール・ヤングの『ハーヴェスト』時代を思い起こさせる歌を歌っている。ペイズリーの前作で重要な存在だったザ・バンドのガース・ハドソンが再び参加し、オルガンの大群を率いて教会やサーカスのテントを魔法のように出現させている。

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