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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2014.04.10 00:00
Singles
バルティモアのフューチャー・アイランズは、単に80年代っぽいシンセ・ロマンティックスのバンドにすぎないと言いたいところだが、ほかとの違いはシンガーのサミュエル・T・ヘリングにある。彼の強烈なしゃがれ声 ...
2014.04.10 00:00
シージング・トゥ・ブリーズ
ピュアなヘヴィ・メタル寄りか、タフなハードコア寄りのどちらかだった2000年代半ばのメタルコア界。そのなかでキーボードの劇的なサウンドとともに現れたのが、スティル・リメインズだ。その後、世の中的にはエ ...
2014.04.10 00:00
Satellite Flight: The Journey to Mother Moon
“聖書にも書かれているはず/君を嫌っているヤツらに中指を立ててやれ”。キッド・カディはカニエ・ウェストのグッド・ミュージックから離れて初めてのアルバムでこう歌っている。セルフ・プロデュースの本作の前半 ...
2014.04.10 00:00
Symphonica
ジョージ・マイケルが囁くように歌う「Wild Is the Wind」って? それもフルオーケストラ? 無精髭がトレードマークとなった男の10年ぶりのアルバムは故フィル・ラモーンのプロデュースで、官能 ...
2014.04.10 00:00
Teeth Dreams
ホールド・ステディーの6枚目のアルバムで、フロントマンのクレイグ・フィンは未だに先のない浮かれ騒ぎの日々を、新たな方法で記録しようとしている(疲れ果てたような冒頭の“I Hope This Whole ...
2014.04.10 00:00
Mastermind
マイアミのラッパーのリック・ロスは、金ピカのトイレに象徴されるゴージャスで途方もない空想のマスターでありハスラー、そしてドンを演じて今の地位を手にした。そして6枚目のアルバムでは無謀な挑戦をしている。 ...
2014.04.10 00:00
About Last Night
ケンタッキー出身のオルタナ・ロック・バンド、スリーパー・エージェントの2作目。21歳のヴォーカル、アレックス・キャンデルの声には、カントリーとブルースの雰囲気も漂うが、アドレナリン満載の勢い、研ぎ澄ま ...
2014.04.10 00:00
The Infamous Mobb Deep
22年のキャリアでトップ40に入ったシングルがゼロ。NYのクイーンズ出身のデュオは、同地のダークなラップに多大な影響を及ぼしてきたにもかかわらず、正当な評価を受けてこなかった。ふたりは戦闘的な8枚目の ...
2014.04.10 00:00
Formula Vol. 2
バチャータ(ドミニカのダンスの一種)のスター、アヴェンチュラ(Aventura)の元仕掛け人が情熱的なドミニカのバラード・キングとして有名なのには訳がある。曲がより深く心のこもったものであればあるほど ...
2014.04.10 00:00
Salad Days
90年代のインディロックの心を持った“自分撮り世代”の若者、マック・デマルコは2枚目のアルバムで“マッキーは悪い子、バッド・ボーイ”と宣言した。皮肉たっぷりの意図的な歌詞と、けだるいヴォーカルが満載で ...
2014.04.10 00:00
Piñata
フレディ・ギブスとマッドリブは、ちょっと想定外のデュオだ。ギブスは、無愛想でストリート・ラップ一筋、一方のマッドリブはディープなサイケデリック文化とフリー・ジャズを好むカルト・ヒーロー。ところが、この ...
2014.04.10 00:00
Say Yes to Love
このアート・パンクなキッズたちはニューヨーク州シラキュース出身。同郷出身の有名バンドは……誰もいない。だが彼らの切迫したエモーショナルなプレイはハスカー・ドゥや初期の頃のスリーター・キニーを彷彿とさせ ...
2014.04.10 00:00
Darlings
ケヴィン・ドリューの2枚目のソロ・アルバムは、温かなノイズが吹き出すところから始まる。自身が10年以上も続けてきたトロントのバンド、ブロークン・ソーシャル・シーンのようなインディ・ロック特有の恍惚的な ...
2014.04.10 00:00
我ら、時 通常版
2010年、13年ぶりに行われたコンサートツアーを収録した3枚組ライヴ盤。ファースト、セカンド中心の楽曲、3つの新曲に加え、長いブランクの近況報告ともいうべきモノローグを聴くと、小沢は一貫して「生きる ...
2014.04.10 00:00
Here and Nowhere Else
クリーブランド出身のインディ・ロッカー、クラウド・ナッシングスのディラン・バルディは、18歳だった2009年からアルバムを発表し続けている。そして22歳となった彼がリリースするクラウド・ナッシングスの ...
2014.04.10 00:00
Pulses
世間はなぜこんなことを放置したのか? 現代ポップ・ミュージック・シーンは、ドラマ『グリー』の影響でブロードウェイ化の一途を辿り、チャート・トップに輝いたこのデュオでひとつのクライマックスに達したが、彼 ...
2014.04.10 00:00
DARK ENTRIES
現在活動休止中のSTARBOARDの今村寛之がフロントマンを務める4人組が、初フルアルバムを発表。たぶん90年代エモ/ギター・ロックをバックグラウンドに持つ人たちだと思うが、年齢と経験を重ねてきたから ...
2014.04.10 00:00
Enter the Slasher House
楽しいハーモニーのパンダ・ベアは、今までアニマル・コレクティヴのソロ活動のなかで最も人気者だった。だが今度は甲高い声の相棒、エイヴィ・テアが輝く番が来た。元ダーティ・プロジェクターズのエンジェル・デラ ...
2014.04.10 00:00
Strong Feelings
ダグ・ペイズリーは、一見優しそうな歌を作る。メロディは甘いカントリー・ロックだが歌詞は暗い。“未来は明るく燃えているが/長続きはしない”と「It’s Not Too Late (To Say Good ...
2014.04.10 00:00
Underneath the Rainbow
ジョージア出身のガレージ・パンク4人組は、レコーディングのキャリア十数年とか。彼らの最大の手本となったのは、ローカル色の濃いシングル盤を1~2枚出して消滅してしまった60年代の無名のバンドだった。今日 ...