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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2014.03.10 00:00
Black Portland
ジェフリー・ウィリアムズ(ヤング・サグの本名)がヤング・サグという平凡なラップ名を選んだという事実は、 サグの型破りの才能の開花をいっそう強烈なものにしている。アトランタ出身の22歳の奇人は、純粋にお ...
2014.03.10 00:00
You Should Be So Lucky
ザ・ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、ジョニー・キャッシュ、エルヴィス・コステロ、フィオナ・アップルほか、数えきれないほどのミュージシャンたちにとって頼りになるキーボード・プレイヤー、ベンモント ...
2014.03.10 00:00
The Last Mardi Gras
生前、スタジオよりライヴのほうが生き生きとしていたアーティストの入門編としては、この1978年の2夜のステージは最高。ニューオーリンズ出身の伝説のピアニストは、バンドをリードし18曲演奏。ブルースから ...
2014.03.10 00:00
Oxymorona
強靭なビートに無限のエネルギー。ケンドリック・ラマー属するブラック・ヒッピーのクルー、スクールボーイ・Qは、メジャー・デビューでいきなり冷酷な用心棒の地位を確立した。「ラップは俺の本音さ」と彼は言う。 ...
2014.03.10 00:00
Burn Your Fire for No Witness
ミズーリ州出身のシンガー・ソングライターによる2作目。2012年のデビュー・アルバムのぼんやりとしたフォークから一変し、カントリーとサイケデリアの影をともなう情熱的なインディ・ロックへと進化している。 ...
2014.03.10 00:00
CITY OF DREAMS
音楽とライフスタイルがクロスオーヴァーするストリート・カルチャーで育まれた東京ハードコアの美学が、この作品には深く刻み込まれている。ニューヨーク・ハードコア、80年代スラッシュ・メタル、90年代ミクス ...
2014.03.10 00:00
Music Speaks
第12回『アメリカン・アイドル』の優勝者による、ちょっと残念なデビュー・アルバム。毎回アリシア・キーズやU2の楽曲をそれまで想像もつかなかったようなオクターヴで歌い、審査員のニッキー・ミナージュに“あ ...
2014.03.10 00:00
Workbook 25
1987年に解散したハスカー・ドゥのように喧嘩別れしたバンドでは、不和による最初の果実は苦い種を残すものだ。1989年のボブ・モールドのソロ・デビューもその影響を受けた(『Poison Years』を ...
2014.03.10 00:00
Eagulls
英国リーズ出身の根暗なポスト・パンク・バンドが「Fester! Blister!」とシャウトすると、単にひどく落ち込んでいるだけとは思えない。「Soulless Youth」や「Hollow Visi ...
2014.03.10 00:00
Dean Wareham
ギャラクシー500やルナのフロントマンとしての活躍など、30年近い音楽キャリアを持つディーン・ウェアハムがついにソロ・アルバムをリリース。ギタリストでシンガーでもあるウェアハムのトレードマークであるス ...
2014.03.10 00:00
That Girl
ポップ・カントリー・バンドとして知られるシュガーランドのシンガー、ジェニファー・ネトルズがリック・ルービンと組んで新境地を開拓。ネトルズの声はブロードウェイでも通じる派手さとカレッジ・ラジオでも通じる ...
2014.03.10 00:00
The Lights From the Chemical Plant
テキサス出身のホンキー・トンク演奏を得意とする新人シンガー・ソングライター。ソウルフルなペダルスティールによる甘いカヴァー曲「Still Crazy After All These Years」を含む ...
2014.03.10 00:00
Keeper Of The Flame
the HIATUS始動時と今を比べてみると、近年の細美は「東北ライブハウス大作戦」での活動を含めて、背負っているものは間違いなく増えているのに、それと反比例するように音楽は身軽になっている。もちろん ...
2014.03.10 00:00
Atlas
アルバム毎にインストゥルメンタル曲を入れているニュー・ジャージー出身の騒音の科学者たち。その姿は、快活なポップ・ヴァージョンのソニック・ユースかテレヴィジョンがギターの喜びを求めているかのよう。3枚目 ...
2014.03.10 00:00
Sun Structures
“汝のために1曲書いたのだ”、フロントマンであるジェームス・エドワード・バグショーは、このUKバンドのデビュー・アルバムでそう発言する。彼の古風なフレーズが示唆するように、テンプルズは60年代中盤のサ ...
2014.03.10 00:00
Bad Self Portraits
レイク・ストリート・ダイヴのイニシャルは「LSD」なのだが、このマサチューセッツ州出身の4人組のトリップは幻覚ではなくモータウンとサザン・ソウルの名門マッスルショールズを合わせたソウルのノスタルジアへ ...
2014.03.10 00:00
アメジスト
女性のツイン・ヴォーカルが全面に立った男女混合バンドの新譜。約2年ぶりの通算4枚目のアルバムは、メジャーからインディへとレーベルを移籍し、より自由度の高い活動スタイルと音楽性で歩んでいこうという決意の ...
2014.03.10 00:00
English Oceans
このシンプルなロック・アルバムの牽引役は、ギタリストのマイク・クーリーだ。過去、各アルバムに2〜4曲程度提供してきたが、今回は13曲中6曲が彼の作品だ。その打率は10割。さっと書き上げたポップ曲(「S ...
2014.03.10 00:00
Tomorrow’s Hits
ブルックリン出身のザ・メンは、6年前にノイズ・パンク・バンドとして出発した。それ以来、彼らは音楽的だけではなく、感情的な飾りを取り入れてきた。例えば、彼らの5作目のアルバムは、ハーモニカ、ペダルスティ ...
2014.03.10 00:00
Riser
辛いことは忘れようなどと、近頃あまりに多くのカントリー・スターが享楽だけを求めすぎている。カントリーのラジオでかかるそういった曲と比べて、ダークス・ベントリーは保守派とも言える。それは、燻したような声 ...