このシンプルなロック・アルバムの牽引役は、ギタリストのマイク・クーリーだ。過去、各アルバムに2〜4曲程度提供してきたが、今回は13曲中6曲が彼の作品だ。その打率は10割。さっと書き上げたポップ曲(「Shit Shots Count」)から、悲痛な心の歌(「Primer Coat」)、ホンキートンクのピアノ・ブルース(「Natural Light」)までスムーズに進む。クーリーの創造性が爆発したことでフロントマンのヴォーカルも勢いを増している。

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