“汝のために1曲書いたのだ”、フロントマンであるジェームス・エドワード・バグショーは、このUKバンドのデビュー・アルバムでそう発言する。彼の古風なフレーズが示唆するように、テンプルズは60年代中盤のサイケ・ロックをお茶目に発信。旋回するファズ音、大聖堂のオルガンの震えるサウンド、そしてリッケンバッカーによる演奏は、どれも完璧に位置づけられている。アシッドヘッズによる痛快なサウンドが響き渡る。

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