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Rolling Stone Japan 編集部
約50年間世界のカルチャーシーンを牽引し続けている米「ローリングストーン誌」の日本版。
2014.05.10 00:00
Do You Believe ?
ジャケ写だと伝わりにくいかもしれないが、平均年齢16.4歳とは思えないセクシーかつカッコいいダンス・ポップ・ミュージックだ。メロディよりもリズムに重点を置いたヴォーカルの乗せ方、サビで一気にギアが上が ...
2014.05.10 00:00
コトノハナ 〜Super Best of Jinsei Tsuji〜
15年ぶりのソロ作ということで、伝えたいことが山ほどあったのだと思う。セルフカヴァー8曲+新曲4曲で構成されているが、最大のポイントはすべてフランス・パリで制作を行ったこと。現地のミュージシャン(アフ ...
2014.05.10 00:00
Young Money: Rise of an Empire
このヒップホップ・チームの最初のコンピレーションは2009年の『ウィ・アー・ヤング・マネー』で、人気上昇中のドレイクとニッキー・ミナージュをフィーチャーしていた。今回は魅力的なトーク・ラッパーのユーロ ...
2014.05.10 00:00
Make My Head Sing…
6年前のジェシカ・リー・メイフィールドは、どん底についてのシンプルで暗めなカントリー・ソングを歌う早熟な10代のシンガーだった。今回のアルバム第3弾では、ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックによるプ ...
2014.05.10 00:00
黄昏のレンガ路
この5枚組のCD+DVDセットにはアルバム未収録の曲、トリビュートカヴァー曲が9曲(ジョン・グラントが焦がれるように歌う「スウィート・ペインテッド・レディ」は圧巻)、ドキュメンタリーなどが収録されてい ...
2014.05.10 00:00
Working Man’s Poet: A Tribute to Merle Haggard
メリル・ハガード兄貴は今もカントリー・ミュージックにおける労働者階級の代弁者だ。このトリビュート兼レーベル紹介作品でも、ジェイク・オーウェンやダスティン・リンチら、ナッシュヴィルの若手が忠誠を誓う。ル ...
2014.05.10 00:00
恋愛〜結婚〜離婚
夫婦喧嘩に、どんでん返しに、豪華なヴィジュアル。R&B界のセクシーなベテランふたりによるこのコラボは、まるで『ザ・リアル・ハウスワイヴズ・オブ・アトランタ』のミュージカル版だ。ふたりともバツイチだから ...
2014.05.10 00:00
Tremors
“1週間前に僕は死に/今は何も残っていない”。そんな歌詞で始まる「The Wheel」は、SOHNことトフ・テイラーの初めてのフルアルバム。フード付きパーカーがトレードマークの、ウィーンを拠点としたシ ...
2014.05.10 00:00
Looking Into You: A Tribute to Jackson Browne
この2枚組のカヴァー・アルバム収録曲の半分を占めるジャクソン・ブラウンの最初の3枚のアルバムだけでも、シンガー・ソングライターは聴くべきだ。ドン・ヘンリーは「青春の日々」を自然に歌い、ルシンダ・ウィリ ...
2014.05.10 00:00
Cope
2011年の『Simple Math』では、インディ・ロックを大いなる野望でもってプレイしつつ、実験的な可能性を十分に残した、アトランタ出身のこのバンド。不安定な大人の心を歌った歌詞を、ベーシックなギ ...
2014.05.10 00:00
いいくらし
トラックだけ聴いたら完全に90年代のレイヴやアシッド・ハウスのグルーヴ感で、TB-303っぽいウニョウニョしたシンセも鳴っている。前作に続いてのエキセントリックな一曲だが、メンバーもすでに慣れてきた様 ...
2014.05.10 00:00
メス
世界をまたにかけるこのトリオ、履歴書が大胆に変貌し続けている。7作にわたるアルバムは、ダンスパンクの雄叫びから、仄暗いプログレから、プライマルなロックまで、出すごとにカラーが違う。しかも、どれも面白い ...
2014.05.10 00:00
Arcadia
寓話に満ちたこのコンセプト・アルバムには、ノート型パソコンで作ったラヴソングが詰まっている。チェアリフトのフロントウーマンで、ビヨンセとも近頃コラボしたラモナ・リサことキャロライン・ポラチェックの志は ...
2014.05.10 00:00
Honest
ドラッグを語るラッパーは大勢いるが、彼の音楽を聴いていると、ドラッグそのものをやっている気分になる。彼のラップは心拍数倍増で弾けているし、歌はオートチューンの効果で伸びてはとろけ、まるで宇宙にいるよう ...
2014.05.10 00:00
Under Color of Official Right
デトロイトの血を引くギター少年たちが、若者の哀愁を完全に体現。ジョー・ケイシーの歌いっぷりは、まるで店いちばんの酔っ払いのようで、もうワンラウンド粘ろうと闘志を燃やす。この2作目で彼らが追うのは、ドリ ...
2014.05.10 00:00
Baby
ケイシー・ディネルがホワイト・ヒンターランドとして発売した最初の2枚のアルバムは、キャバレー風のバラード、R&B色のあるエレクトロポップなど、実に多様だった。最新作は、ディネルの歌の技術によってすべて ...
2014.05.10 00:00
エデュケーション、 エデュケーション、 エデュケーション&ウォー
アルバムのオマケに、ハープラガーを1ケースとキャメロン首相の写真を付けたらどうだろう。飲み干した先から、空き缶を首相の顔に投げつけながら聴くのにピッタリだ。本作はそんな、酒に憂さを晴らす労働者階級的ブ ...
2014.05.10 00:00
Food
アート・ポップの先駆者ケリスが、かつてないほどソウルフルに迫ってくるのがこの6作目だ。2010年の前作ではEDMに乗せて宇宙の旅へと発射したが、今回は地上の喜びを人間らしく噛みしめて、セックスを食に喩 ...
2014.05.10 00:00
I Never Learn
彼女の音楽は、夢見るようなメロディが霧の向こうから聴こえてくるような、どこか現実離れしたところがあった。スウェーデンのシンガー・ソングライターによる11年発売の『ウーンデッド・ライムス』は、彼女のキャ ...
2014.05.10 00:00
シャキーラ
2012年に1億ドルの訴訟を起こしたシャキーラの元彼だけは、本作を聴きたくないだろう。“お金をせびるだけ”の嘘つき野郎をこきおろしながらも、壮大なコーラスと変幻自在のヴォーカルでキメて、さらりと繰り広 ...