哀川翔が還暦前に語るターニングポイント ドラマ『とんぼ』からVシネマ、プロレスまで

―映画『デコトラの鷲』シリーズ12年ぶり新作『新 デコトラ のシュウ 鷲』完成おめでとうございます! 令和に飛田鷲一郎が復活する、と決まったときはどう思われましたか。

まあ、うれしかったよね。自分自身では「えっ! もう12年も経ったんだ!?」っていう感じでした。それだけ歳取ったっていうことか(笑)。40代後半だったわけだしね。だから、話が来たときは「えっもう1回やる!?」みたいな。プロデューサーの須藤為五郎さんが「トラック野郎」に対して相当強い思いがあって、全国のトラッカーたちの「復活させてほしい」っていう熱い声も聞かれたみたいで、もう1回やろうよということになりました。



―哀川さんご自身はどんな思い入れがある作品でしょうか。

シリーズ5作撮っていて肌についた役でもあったので。もう1回やるって言われたときは素直に嬉しかったね。ただ、12年の空白があったわけだから、果たしてすんなり入れるものかという不安はちょっとありましたけど、そんなことなかったですね。

―柳沢慎吾さんら、お馴染みのチーム感というか。

そうだね、1つのチームがありますから。それは最初からしっくりきました。時間が経ってもとくに変わったこともなかったし、そういう身についたものはすぐに蘇るんだなって思いましたね。もう、トラックに乗った瞬間に変わっちゃうもんね(笑)。

Rolling Stone Japan 編集部

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