1970年代の浜田省吾との出会い 水谷公生とともに振り返る

風を感じて [Live] / 浜田省吾

田家:この曲は浜田さんの最初のシングルヒット作品と言っていいでしょう。オリジナルのアレンジは水谷さんが手掛けられました。その時のことはどんな風に思い出されますか?

水谷:当時駆けつけてくれたのが、ドラマーの林立夫さん、ベースの後藤次利さん、コンピューターのオペレーターが松武秀樹さんと、僕の大好きなメンバーが集まってくれて。とてもウキウキしながらやった記憶があります。

田家:でもライブで演奏する機会は多くなかったですよね。

水谷:当時は若くて、作詞も浜田さんと三浦徳子さんとの共作でしたからね。でも、あのままそういう作り方を続けていればFairlifeは無かったでしょうし、浜田さんの中でもどんどん変わっていったんでしょうね。

田家:ファンクラブツアーだから、こんな風に皆で歌うという光景が出現したということもあるんでしょうね。今回のライブ音源は、去年発売の映像作品『Welcome back to The 70’s “Journey of a Songwriter" since 1975 「君が人生の時~Time of Your Life」』の完全限定盤の付属特典CDからお送りしました。オリジナルはアルバム『君が人生の時…』に収録されています。

Rolling Stone Japan 編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE