1970年代の浜田省吾との出会い 水谷公生とともに振り返る



田家:「愛の世代の前に」、2011年から2012年にかけてのツアー「ON THE ROAD 2011 "The Last Weekend"」からお聴き頂いております。この曲でも思い出すことはたくさんありますか?

水谷:ありすぎて倒れますね(笑)。『Home Bound』で浜田さんの意見が強くなってきたでしょう? スティーヴ・ルカサーというTOTOのギタリストが『Home Bound』のレコーディングに来てくれたんです。そういうこともあって、ロック色が強くなっていく時期なんですね。この曲をアレンジする時に、ギターのリフがかっこいいものを作りたいというので、このフレーズはそんなに苦労しないで出たんですよ。アイディアが上から降りてきたような感じで。それで、この曲を広島でライブレコーディングしたことがあって、僕も呼ばれて行ったんです。この曲のイントロを弾いたら全員が立ち上がって大きな波のように押し寄せてくる熱気があった。その時は、僕が彼のライブを見たのは2回目くらいで。なので、広島のお客さんにたまげちゃって。ミュージシャン冥利に尽きるようなアツい思いをしたのを覚えていて、印象に残っていますね。

田家:話は尽きませんね。再来週もう一度出演していただいてもいいでしょうか?

水谷:やりたいですね(笑)。

田家:再来週も水谷さんが登場いたします。今週はここまでです、ありがとうございました。

水谷:ありがとうございました。

田家:水谷公生さんをゲストにお送りしました。

Rolling Stone Japan 編集部

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