1970年代の浜田省吾との出会い 水谷公生とともに振り返る

田家:先週もお伝えしたように、今週は水谷さんと浜田さんが出会われた頃のお話をお伺いしようと思っております。1978年の浜田省吾さん3枚目のアルバム『Illumination』の際に出会われたんですよね。当時、浜田さんはソロになってまだ3年目。水谷さんはすでに大御所でありました。

水谷:いっぱい仕事をしていただけです(笑)。頑張ってました。

田家:1960年代からグループサウンズのギタリストで売れっ子だった。キャリア的には、水谷さんの方が偉かったと。

水谷:威張ってました(笑)。

田家:そういうところから始まるんですね。一昨年、浜田さんのファンクラブツアー『100% FAN FUN FAN 2018 “Journey of a Songwriter” since 1975 Welcome back to The 70’s 「君が人生の時~Time of Your Life」』がありまして、1970年代の曲ばかりを歌った楽しいツアーでしたね。

水谷:楽しかったですね。客席で見ていて当時のことを思い出しました。僕にとっても自分の歴史を目の前で演奏してもらっている感じもあって、心が震えました。

田家:浜田さんはあまりメディアに登場されない方で、ツアーをやっているということをご存知ない方も多いのですが、ここ数年はファンクラブツアーをやっています。去年発売されたこのツアーのライブ作品の音源も交えながら、今日はお送りしようと思います。映像作品『Welcome back to The 70’s “Journey of a Songwriter" since 1975 「君が人生の時~Time of Your Life」』から、「風を感じて」。

Rolling Stone Japan 編集部

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