今年は、カーディ・B、Pistol Annies、コートニー・バーネットなどなど、ユーモアのセンスと独創的なアイデアを備えた女性たちが、自分たちの華やかなイメージにクラシカルなスタイルを開花させた、素晴らしい1年だった。また、使い古された性的・社会的アイデンティティに疑問をなげかけたポップ・ソングに恵まれた1年でもあった(ジャネール・モネイの「メイク・ミー・フィール」や、ヘイリー・キヨコの「Curious」、Christine and the Queensの「Doesn’t Matter」など)。南米(Karol G)、ヨーロッパ大陸(Rosalia)、アジア(BTS)からやってきたアーティストたちは音楽シーンを国際交流の場に変え、Sheck Wesはさんざん悪態をつきながら、聴衆のハートをこじ開けた。カーリー・レイ・ジェプセンは官能的な癒しの世界を垣間見せ、Lucy Dacusやアリアナ・グランデ、トロイ・シヴァンらは、拭い去れない不思議な感覚を味合わせてくれた。2018年のベスト・ソングをローリングストーン誌のライターやエデイター陣がランク付け。今年を総括する50曲をチェックしてみよう。
50位ウィーザー「アフリカ」 49位アークティック・モンキーズ「Four Out of Five」 48位Teyana Taylor「Gonna Love Me」 47位The Beths 「Happy Unhappy」 46位Playboi Carti feat. ニッキー・ミナージュ「Poke It Out」 45位ウィリー・ネルソン「臭い息」 44位アイスエイジ「シーヴス・ライク・アス」 43位ニッキー・ミナージュ「バービー・ドリームズ」 42位King Princess「1950」 41位トロイ・シヴァン「アニマル」 40位Yella Beezy featuring Lil Baby 「Up One」(リミックス) 39位Childish Gambino「This Is America」 38位BTS「Fake Love」 37位Low Cut Connie「Beverly」 36位Christine and the Queens「Doesn’t Matter」 35位Rosalía「Pienso En Tu Mirá (Cap. 3: Celos)」 34位Hop Along「How Simple」 33位ロビン「Ever Again」 32位ヘイリー・キヨコ「Curious」 31位Lil Baby feat. Gunna「Drip Too Hard」 30位Lucy Dacus「Night Shift」 29位Pistol Annies「Best Years of My Life」 28位Stephen Malkmus & the Jicks「Middle America」 27位Tove Styrke「Changed My Mind」 26位カーリー・レイ・ジェプセン「パーティー・フォー・ワン」 25位ミツキ「A Pearl」 24位ザ・カーターズ「エイプシット」 23位クリスティーナ・アギレラ「アンレス・イッツ・ウィズ・ユー」 22位Karol G「Mi Cama」 21位カート・ヴァイル「Bassackwards」