ODD Foot Worksが語る新作EP、22分のショートフィルム『鳶飛蝶躍』

ーショートフィルム「鳶飛蝶躍」が、1月15日に公開されました。約22分に渡る映画のような映像で、EP『Qualification 4 Files』の音楽世界を拡張した映像となっています。どのようにして、本映像作品は生まれたんでしょう。

Pecori : 以前からPERIMETRONのOSRINにMVをお願いしたいという想いがあったんです。『Qualification 4 Files』が4曲入りの作品になったこともあり、「4曲まとめて聴ける1本の映像作品にしたらおもしろいかもね」という話をOSRINとして。制作していく中で、単純に4曲を繋げた映像作品じゃなくて、ショートフィルムにしようと変わっていきました。音楽に重きを置くか、映像に重きを置くかですごく迷ったんですけど、結果的に映像の中の音楽として曲を使ってもらう形の作品になりましたね。



ーPecoriさんは主演として、ガッツリ演技もされています。

Pecori : もともと演技をやりたい願望がめちゃくちゃあって。「フェイク・ドキュメンタリーみたいなことをしたいね」ということを2、3年前から言っていたんです。前作「KAMISAMA」もストーリー性のあるMVで、多少演技をしていて。僕とTondenheyは映画も好きで、違う人格になってみたい願望があったんです。

ー濡れ場があったのには驚きました。

Pecori : 濡れ場は、やりたかったんです。っていうと語弊があるかもしれないけど、Pecoriというキャラクターが、見た目が派手でキャッチーでおもしろい人だよね、みたいな吊し上げられかたを小規模なSNSの村でされていて。

SunBalkan : 吊し上げられてはないよ(笑)。

Pecori : そういう村の人たちにギャグ線が高いって言われるイコールおもしろくない人なので(笑)。単純に格好つける場所が欲しかった。その極論として、真剣な顔してセックスしているシーンとかを見せつけたかったんですよ。

SunBalkan : 見せつけるって(笑)。

Pecori : 最終的に舐めている部分がバックショットになりましたけど、そういうシーンも自然とやれたし、それぐらいのセクシーさとか格好よさを見てほしいなと思います。

Rolling Stone Japan 編集部

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