1970年代から現代まで、LGBTQを讃える名曲26選


レディー・ガガ「ボーン・ディス・ウェイ」

マドンナが引き起こした現象を一旦忘れて(確かに美味しい内容ではあるが)、爆発的なディスコ・メタルサウンドと、世界で最も地位を確立し、LGBTQの強い見方であるマザーモンスターが曲に込めた自己愛、自己肯定にフォーカスしてみよう。「この3つの単語が思い浮かんだとき、みんなが私に対して長年聞いてきた“あなたは誰なの?真実のあなたは誰?”という質問に対して、“やっと答えを見つけた!”という感じだったの。私は、私として生まれてきたのだから」と、ガガは2011年、ローリングストーン誌に語った。「その意味は、日に日に大きくなっていく。日々、私のファンのみんなは、その言葉の重みに気づいていくのだと思うわ」

メアリー・ランバート「シー・キープス・ミー・ウォーム」

レズビアンでクリスチャンであるシアトル出身のメアリー・ランバートは、「シー・キープス・ミー・ウォーム」で究極のドリームガールとなり、自身を恥じる気持ちを削ぎ落とした。2012年に大ヒットしたマックルモア&ライアン・ルイスの「セイム・ラヴ」に参加し、大きな注目を浴びたランバート。3人が2014年のグラミー賞の授賞式で行ったパフォーマンスは、同時に行われた33人の同性愛者や異性愛者のための結婚式ソングとなったのだ(クィーン・ラティファがその重大な役割を果たしていたことは言うまでもないだろう)。「私は日曜日に泣いているんじゃないわ」と情熱的に歌う彼女は——まるで祈りを捧げているようだ。

ティーガン&サラ「クローサー」(2013)

カナダの姉妹デュオであるティーガン&サラは2013年にリリースしプラチナを獲得したアルバム『ハートスローブ』から、親密さの後ろに見え隠れする胸の高鳴りを捉えた。ミュージックビデオでは様々な性別のカップルがブランケットでできたテントでじゃれあったり、お互いをメイクしあって、その信頼度を表現していたりする。それはクィアの友情を表現する、息を飲むような手法であり、セクシャルやロマンティックなだけでない愛が存在すること、そして広い範囲での居心地の良さを描いている。ティーガン・クインは 「私は、若い頃の自分について書いたのよ——腕を組んで学校の廊下を歩いたり、感じたことや起きたことについて一晩中電話で話したりね。それは必ずしも恋愛関係になったり、告白するだけのことじゃなかった。あの時、何かが起きるかもしれない、っていう感情はすごくドキドキしたし、満足していたわ」と、当時を振り返る。「これらの関係性は、性的であったり、身体的なものの曖昧さの中に成り立っていた。これ以上ロマンティックなことってある?」

Translated by Leyna Shibuya

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