1970年代から現代まで、LGBTQを讃える名曲26選


シザー・シスターズ「テイク・ユア・ママ」(2004)

ニューヨークシティ出身のキャンプの女王、シザー・シスターズは家族へのカミングアウトに対するジレンマを、純粋なコメディとして表現した:「テイク・ユア・ママ」の中で、フロントマンのジェイク・シアーズは、その話題を降る前に母親にアルコールを飲ませて、楽しませておくことを提案している。この曲は彼らのセルフタイトル・デビューアルバムに収録された。アルバムはU.K.アルバムチャートで1位を飾り、9度のプラチナ・アルバムに輝いた。ボノは同年、彼らを「世界で一番のポップグループだ」と賞賛し、エルトン・ジョンは2006年のスマッシュヒットソング「ときめきダンシン」でバンドとコラボレーションを果たした。残念ながらアメリカでは、彼らのヨーロッパでの成功があまり広まっていないが、それでも、「テイク・ユア・ママ」は全国のゲイバーでとても重要な1曲なのだ。

ヘラクレス・アンド・ラヴ・アフェア「ブラインド」(2008)

「ブラインド」は2008年、DJのアンディ・バトラーとトランスジェンダーのシンガー、アノーニとのコラボレーションによって生まれ、瞬く間にダンスフロアの定番曲となった。アノーニはダークなニューディスコトラックを、彼女がインスパイアを受けたニーナ・シモンのように軽快に歌い上げた。バトラーはのちにニューヨーク・タイムズ紙に、「ブラインド」は「ゲイとして育ち、家族や社会のグループが自分を拒絶していること、なぜこんな状況に生まれたかを、自分に問い続けていることを思い起こさせる曲なんだ。でも、逃げられると知ってからすぐに、僕はそうするし、そうすることで、自由や安堵感を手に入れられるだろう。でも大人として、過度な人生や傷ついた人々、たくさんの混乱を見つけた。そんな時に、僕は“盲目”になったんだ 」と語っている。

ロビン「ダンシング・オン・マイ・オウン」(2010)

この歴史的な素晴らしい楽曲は、レナ・ダナムや、説得力の高いスウェーデン女性のお気に入りだ。しかしロビンによる、ポップ最高峰と言っていいこの曲では、クィアや、社会に取り残された人々に対する共鳴と、その実態が表されている。この曲の主人公は、クラブで意中の元恋人が新しい恋人といるのを発見し、それを見ないようにしているものの、最も拒絶された、孤独で孤立した心境になる。しかしながら家に帰ろうとしたり、理解しようとするのではなく、失恋のヒロインは、私たちがすべきことをする:たった1人で、自分のためだけに踊るのだ。

Translated by Leyna Shibuya

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