森山良子が語る自身の歌手活動、1974年から1983年まで

森山良子

日本の音楽の礎となったアーティストに毎月1組ずつスポットを当て、本人や当時の関係者から深く掘り下げた話を引き出していく。2022年11月の特集は「森山良子55周年」。1967年、19歳の時に日本の新しいキャンパスカルチャーのヒロインとしてデビューし、今年歌手人生55周年を迎えた彼女。今月は森山良子本人をゲストに招き、2022年2月に発売された8枚組159曲が収録されているアルバム『MY STORY』から毎週8曲を自薦し、55年にも渡る歴史を辿る。パート2ではアルバムのDisc3とDisc4を中心に1974年から1983年までの歌手活動を掘り下げる。

田家秀樹:こんばんは。FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」案内人・田家秀樹です。今流れているのは森山良子さん「人生はカクテルレシピ」。8月30日に配信で発売された6年振りの新曲です。作詞作曲は良子さんご自身。お酒の歌でいろいろなお酒が出てきます。この中のいくつご存知かなと思ったりしながらお送りしていますが、今月の前テーマはこの曲です。


田家:今日はパート2です。こんばんは。

森山良子:こんばんはー! お願いします。

田家:ベストアルバム関係はあまり本人がタッチされていないことが多くて、そちらで選んでくださいって言われたりするので、できるだけ選ぶようにはしているのですが。今回のこの8枚組159曲は僕らはお手上げになってしまいまして……。

森山:あー! そうですか!

田家:選べませんよーって(笑)。

森山:あまりにも曲数が多いのと、いろいろなパートが存分に織り込まれているアルバムなので、「うーん……」って言いながらまるをつけました(笑)。

田家:全159曲で全シングルも収められているのですが、全シングルが62曲、残りはアルバムの中の曲とかカップリングとか、今までCDになかったような曲とか、そういう曲なのですがその中から毎週8曲できれば8曲ということで選んでいただいております。今日はDisc3とDisc4からお送りしようと思うのですが、時代で言うと1974年から1983年ぐらいですね。良子さんが選ばれた今日の1曲目、1975年4月発売のシングル「やさしい女」です。

Rolling Stone Japan 編集部

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