海外フェス出演常連のアーティストがひも解く“表現者”であることのマインドと生き方

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CD HATA:去年のCO:LABSから前回のIndependent Tokyo、そして中津川 THE SOLAR BUDOKANって流れは熱い展開だったよね! CO:LABSの時にいきなり「声だけで音楽を作りたい」って言ってきて、え? って思って(笑)、ハードル高いことサラッと言ってるけど...くらいな感じでやりはじめたら、バシバシ即興で声を重ねて、あらスゲーなぁ! ってビックリした(笑)。やっぱり表現ってこと自体をわかってる人だから、絵具を声に置き換える感覚でできちゃうんだろうなって思った。おれ楽曲制作の講師やってるんだけど、テクニック的な部分っていくらでも教えられるんだけど、表現そのものを教えるって難かしいんだよね。その人その人の根源的なものだから。SAORI KANDAさんのアーティスト性の高さを改めて感じたよ!

SAORI KANDA:ううう嬉しい(涙)、ありがとうございます!

CD HATA:中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2019の時も「声だけでルーパーを使ったパフォーマンスしたい」って言ってきて、きたーって思ったんだけど(笑)、テクニカルな面での難易度も高かったけど、それ以上にパフォーマンス精度が高かったからクオリティー高いものできたよね!

SAORI KANDA:いやもうほんと、HATAさんのおかげです! HATAさんとだから、Sound & Visual Artの融合の実験感覚や、信頼関係、チーム感が出てきて、かなり遠慮なく創作欲求のままに、とことん集中させてもらった! テクニカル面や経験知識は、まだまだ全然足りないけれど、"音楽でこんな世界を作りたい"というビジョンだけは明確にある私の表現を、プロデューサーとしてHATAさんが絶対的な安心感で支えて引き出してくれて、扉を開いてくれている。大感謝です! 今回のIndependent Tokyoでも、前回より更に進化深化した"sound & visual ARTの融合"としての舞台作品創りに挑めました! 舞台のタイトル"The Circle Of Delights"をコンセプトに、オリジナル曲を作りおろし、舞台上での歌唱も含めて、開幕から終幕まで舞台芸術として音楽表現にこだわり抜けたのはかなり大きい。



CD HATA:今回も気合い入ってたもんね!

SAORI KANDA:"The Circle Of Delights"は、関わってくれた全ての方々のエネルギーのおかげで、まさに"祝祭"となって、見守ってくれたオーディエンスと共に圧倒的な光に満ち溢れる時空間になったよね。この舞台にかける想いに共鳴してくれた、舞踏家、音楽家、照明家、写真家、衣装作家、映像作家、舞台監督、制作スタッフ、スポンサー、みんなみんな全員の暖かい愛のこもった光の持ち寄りあいに大感謝してます! 私の尊敬するマイケル・ジャクソンがやっていたように、本番前全員で円陣組んでお互いのエネルギーを繋げてひとつになってから舞台をスタートしました。まさに光のサークルだった。私自身、新たな挑戦として、1時間の舞台世界のために自ら選曲MIXをし、CD HATA&Keigo Tanaka&YUMIIという最強布陣のサポートと共にオリジナル曲を創り、ダンサーSIVA teamと深く交わし合って踊り、唄い、描き、境界を超えて新たな表現の形が産まれたと実感してる。観に来てくれた方々も、本当に多岐にわたる分野の方々が集まってくれて「今まで体験した事ないレベルの強烈な融合を感じた!」という反響を各方面からいただいて、めちゃくちゃ嬉しいです。

Rolling Stone Japan 編集部

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