海外フェス出演常連のアーティストがひも解く“表現者”であることのマインドと生き方

SAORI KANDA:お互いへのリスペクトが何より大切だね! 私もほんとそう思います。己の魂の悦びに素直なのが一番だからね! 風の時代を迎えて、個人の時代にますます入ってゆくわけだし。所属している団体やコミュニティありきでは無く、まず一個人一人一人の悦びがより素直に色濃く立ち上がってこそだと私は思うな。軽やかに、その時々の感覚の元に、個性と個性が繋がったり離れたり。それが本当のセッション、調和だと思うし。真の光のシェアって悦びのシェアって事だと思う。心の中の扉をひらいて、自分の中にある光の部分、素直なエクスタシーに繋がること。好き! って感じる感覚を一番大切にして生きていいんだよー! って、そのメッセージを届けることがやりたいなぁ。それぞれの生きる道の最中、Beyond The Boundariesなタイミングを恐れず楽しんで欲しいな。私個人の願いとして、現代アートシーン、パーティーシーン、CM撮影とか企業コラボ、どんなジャンルのシーンでも、人のエネルギーが集まる場でこそ光のシェアをやり続けて生きたい。それが最終的に宇宙を良くするって本能で感じてるから。人と人が出逢い、交わるその瞬間が好き! 煌めいて美しくて大好き。そこで産まれる表現をやりたいだけ。そういう感覚をぱっと分かち合えるからHATAさんとの表現はめちゃくちゃ楽しいし、いつも魂が悦んでるよ!

CD HATA:そうそう、ホントそれそれ! KANDAさんは、これからこんなこと挑戦したいとかはあるの?

SAORI KANDA:Ableton liveで曲作れるようになりたい! 自作の曲だけで踊絵師としての舞台を表現できるようにいずれなりたいです。HATA先生、よろしくお願いします(笑)。

CD HATA:やってこう! やってこう! Ableton Meetup Tokyoも音楽を作っている人達とパーティーをしている人達に境界線というか距離感を感じてて、パーティー感覚で音楽制作を楽しむっていうのをテーマにしてるんだよね。

SAORI KANDA:Ableton Meetup Tokyoでsound & visualのArt performance届けられたら本望かも(笑)。HATAさんは、今現在感じている可能性とか、今後やりたい事はありますか?

CD HATA:インビジってクリエイティブチームにも所属する事になったんだけど、そこは、"音"という見えないメッセージと、"アイディア"という見えないデザインを見える様にしていく事を目標に活動する作家集団なんだけど、そこでも面白いことをやっていきたいな。今度インビジの20周年の企画で「soundabout」という、音やサウンドデザインに関してのPodcast企画がはじまります。ここでおれもしゃべったりしてるんでチェックよろしくです。



SAORI KANDA : インビジチームのクリエイション、かなり気になります! 今回の舞台制作にもスタジオ協力してくれて大感謝でした! あ、私は最近テントサウナを買いまして(笑)。テントサウナのもたらす身体感覚、精神感覚と連動したART Partyを創りあげたいと思っています。それもHATAさん一緒に何かやりましょー! 

CD HATA:是非是非やろうやろうー!

映像、音楽、絵画、文学、舞踊、ファッション、建築、精神世界など様々なシーンを融合させて表現してゆく2人の今後の活動に乞うご期待ください。

Rolling Stone Japan 編集部

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