大江千里だから書けるジャズアルバム、1998年から渡米までと現在を語る



田家:98年3月発売のシングル「TWO OF US」。さっきの話を伺った後だと、大村さんと千里さんが重ね合ったりもしましたけど。

大江:本当に重なりますね。とてもよく似てるというか、1を聞くと10わかってくださって。

田家:「碧の蹉跌」の中に「理由を聞く碧さ 笑えばいい」って歌詞があって、これが大人の優しさだなと思ったんですよ。

大江:笑えばいいってね、すごい短いけどストレートで。

田家:『ROOM 802』はエピック最後のアルバムで。

大江:一緒に作ってた内田さんも、そしてさっきの戸倉さんも亡くなっちゃって。一緒に生き尽くしたスタジオの中で仲間だったから、それぞれ語ることは山ほどありますね。

Rolling Stone Japan 編集部

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