my sister circleが語る、満身創痍のロックンロールと目指す音楽スタイル

my sister circle

大阪を拠点に活動するバンド・my sister circleが、2021年3月~7月に隔月で3曲のシングルを配信リリースした。

シンセとギターの響きと疾走するリズムに乗せた歌声が心象風景を描き出す「midnight city」、セカンドラインのビートから始まるメロウヒップホップチューン「dancehall feat. 高木一成 from Re:name」、夏らしく爽やかなポップソング「Blue Hawaii」。“ジャンルに囚われない”をコンセプトにした音楽スタイルを目指しているというだけあって、どの曲も作り込まれた個性的なメロディ、アレンジが際立っている。

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そんな楽曲の真ん中にブレない軸を作っているのが、作詞作曲を手掛けるsawaco(Vo.Gt)の歌声と瑞々しい感性で綴られた歌詞だ。バンドを代表してsawacoにインタビューを行い、音楽への思い、my sister circleが目指すものを語ってもらった。

―my sister circleはどんな成り立ちで結成されたバンドなんですか。

sawaco:私と元ドラマーが高校2年生、ギターとベースが高校1年生の頃、2017年12月に大阪で結成しました。私が去年まで通っていた専門学校の先生がボランティアで高校生に教えていた音楽サークルにメンバーが全員通っていたんです。私はそのときまだ弾き語りで活動していたんですけど、サークルの先生に「バンドをやった方がいいよ」って勧められて、サークルの生徒で集まってできたバンドなんです。

―それでバンド名がmy sister circleになったということ?

sawaco:そうです。サークルの先生が名付け親になってくれて。

Rolling Stone Japan 編集部

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