TEAM SHACHIが語る、コロナ禍と配信ライブ経て手に入れた「自信」と「希望」

TEAM SHACHI(Courtesy of TEAM SHACHI)



感覚的に「抜く」ことを覚えた強み

―ああ、わかりやすい。それって無駄な力が抜けたから可能になったことなんですかね。

咲良 それもあると思います。いい意味で力の抜き方を覚えたというか。自分が目立つ場所を意識してそれぞれが力を発揮することによって曲が成立するわけで、それと同じように抜く場所をそれぞれが理解してできるようになったんだと思う。

秋本 長年やってると自分に視線が集まるタイミングがわかってくるし、「今、カメラで抜かれてるんだろうな」っていうのも感覚的にわかってきてるよね。

咲良 そうそう。特に今回の配信も「絶対ここ映るでしょ」みたいなシーンがあって、それ以外の場所だと……これはニュアンスを伝えるのが難しいんですけど、力を抜くというよりも“精神的にちょっと抜く”という感じなんですよね。そういう一瞬の間をそれぞれがそれぞれのタイミングでちょっとずつ入れて。誰かひとりが「水飲みたい」ってなったら絶対にその時間をつくらなきゃいけないけど、そういう人がいないってことはそれぞれが同じ感覚で“抜く間”をつくれてるんだと思います。

―「あれ? この子、そろそろ水飲みたいのかな?」みたいにわかるものなんですか。

咲良:「この人、水必要だな」っていうのはイヤモニでわかる! 

大黒:うん、声がね。

咲良:声が枯れてるっていうこと以外にも、「喉、リセットしたほうがいいな」っていうのはわかってて、当然それは本人もわかってるから、アイコンタクトが自然と増えて、「(水を飲みに)いくね!」みたいなやり取りがあるんですよ。これは今に始まったことじゃないけど。

坂本:ライブ中のアイコンタクトは水以外でも自然と身についたよね。「ちょっと歌詞ヤバい!」とか(笑)。あとは、「靴ヒモ!」とか。

秋本:靴ヒモ、あるある!

坂本:あくまでも自分が目立たないタイミングでパッと結び直したり。

秋本:本当にチームだよね。チームスポーツです!

咲良:単純に「楽しいね」っていうアイコンタクトもあるけど、なんか種類があるよね!

坂本:ある! 「みんなの目に炎が見える」みたいなときもあるし(笑)。

秋本:「やったるぜ!」みたいなのはあるよね。

大黒:リハは楽しくアイコンタクトしながらやってたのに、本番になって違うと「何かあったのかな?」って思ったり。

―今回のライブでもそういう場面はあったんですか。

咲良:私、誰とも合わせなかった気がする。私は普段からそんなに合わせないかもしれない……まあ、そんなに送られてもこないんだけど。

秋本:おいっ!(笑)

咲良:わかんないわかんない! 気づいてないだけかもしれないけど!

―今、いい話をしてたのに(笑)。

咲良:でも、もともとアイコンタクトはあまりしないタイプなんですよ。するときは危機的状況かな。

大黒:そう! だから菜緒はめっちゃわかりやすい。菜緒にはリハのときに送って気づかれなかったら本番では止めてます!(笑)

全員:(爆笑)

秋本:一緒! めっちゃわかる!(笑)

大黒:新曲のときは大抵見てくれないんですよ、いっぱいいっぱいだから。

咲良:見ない見ない(笑)。でも、私の次にハルが少ないんじゃない?

坂本:けっこう見るよ。

秋本:ハルはね、自分のパートを歌いながらでも見てくるから(笑)。

坂本:私はけっこう遊んじゃう。でも、菜緒は目が合わなくても何考えてるかわかるじゃん? 今回のライブはいい感じだった。いっぱいいっぱい感がなかった。

咲良:ホント? 

大黒:菜緒は煽りの声でも感情がわかりやすい。

秋本:めっちゃわかるよね~! こないだも「START」のとき、カッコよかった!

―今回はバンド民やブラス民との一体感がすごかったですね。

咲良:うれしい。バンド民はやばかったね。

大黒:カッコよかった!

秋本:バンド民も本来は4月でお別れだったのに期間が延びて。だから余計にチーム感が出たんだと思います。TEAM SHACHIに改名してやりたかった音楽をこのライブで表現できたと思います。

坂本:ラウドでポップでブラスっていうコンセプトを軸にしてやっていくことは改名したときに話してはいたんですけど、リハで初めてバンドの演奏を聴いたときに、「うわぁ、これがラウドだ!」って(笑)。

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