2014.05.10 00:02
フィルス
©2013 Lithium Picture Limited. 欲望に溺れた男の おかしくも悲しい物語 クリスマスシーズンのこと、スコットランドのとある街で、日本人留学生が強盗による暴行で死亡する事件が ...
2014.05.10 00:01
エヴリデイ・ロボッツ
デーモン・アルバーンは常に自分と音楽との間に距離を置いているほうがラクなタイプなんだろうと思っていた。ブラーのフロントマンとしての彼は小生意気で皮肉的というイメージの後ろに隠れ、現代の英国をウィットに ...
2014.05.10 00:00
It’s Album Time
トッド・テリエといえば、北欧のニューディスコを代表するDJ、プロデューサーだが、本作をダンスアルバムだと思って聴くと、大きく裏切られるだろう。テクノロジーで作り上げられたジャズフュージョンであり、ムー ...
2014.05.10 00:00
Pop Psychology
2010年の「アニマル」や2012年の「Everybody Talks」で、ストロークス以降のダンス・ロックを不動のポップに塗り変えたネオン・トゥリーズ。そんな彼らの3作目には、ますます共感を覚えてし ...
2014.05.10 00:00
ロスト・イン・ザ・ドリーム
彼らは典型的なロード・トリップ・ミュージックを作っている。ざらついていて、ゆらめきがあり、落ち着きがあり、空のように広がりがある感じ。歌よりもインストゥルメンタル部分のほうが目立つ彼らの3枚目のアルバ ...
2014.05.10 00:00
Do You Believe ?
ジャケ写だと伝わりにくいかもしれないが、平均年齢16.4歳とは思えないセクシーかつカッコいいダンス・ポップ・ミュージックだ。メロディよりもリズムに重点を置いたヴォーカルの乗せ方、サビで一気にギアが上が ...
2014.05.10 00:00
コトノハナ 〜Super Best of Jinsei Tsuji〜
15年ぶりのソロ作ということで、伝えたいことが山ほどあったのだと思う。セルフカヴァー8曲+新曲4曲で構成されているが、最大のポイントはすべてフランス・パリで制作を行ったこと。現地のミュージシャン(アフ ...
2014.05.10 00:00
Young Money: Rise of an Empire
このヒップホップ・チームの最初のコンピレーションは2009年の『ウィ・アー・ヤング・マネー』で、人気上昇中のドレイクとニッキー・ミナージュをフィーチャーしていた。今回は魅力的なトーク・ラッパーのユーロ ...
2014.05.10 00:00
Make My Head Sing…
6年前のジェシカ・リー・メイフィールドは、どん底についてのシンプルで暗めなカントリー・ソングを歌う早熟な10代のシンガーだった。今回のアルバム第3弾では、ザ・ブラック・キーズのダン・オーバックによるプ ...
2014.05.10 00:00
黄昏のレンガ路
この5枚組のCD+DVDセットにはアルバム未収録の曲、トリビュートカヴァー曲が9曲(ジョン・グラントが焦がれるように歌う「スウィート・ペインテッド・レディ」は圧巻)、ドキュメンタリーなどが収録されてい ...
2014.05.10 00:00
Working Man’s Poet: A Tribute to Merle Haggard
メリル・ハガード兄貴は今もカントリー・ミュージックにおける労働者階級の代弁者だ。このトリビュート兼レーベル紹介作品でも、ジェイク・オーウェンやダスティン・リンチら、ナッシュヴィルの若手が忠誠を誓う。ル ...
2014.05.10 00:00
恋愛〜結婚〜離婚
夫婦喧嘩に、どんでん返しに、豪華なヴィジュアル。R&B界のセクシーなベテランふたりによるこのコラボは、まるで『ザ・リアル・ハウスワイヴズ・オブ・アトランタ』のミュージカル版だ。ふたりともバツイチだから ...
2014.05.10 00:00
Tremors
“1週間前に僕は死に/今は何も残っていない”。そんな歌詞で始まる「The Wheel」は、SOHNことトフ・テイラーの初めてのフルアルバム。フード付きパーカーがトレードマークの、ウィーンを拠点としたシ ...
2014.05.10 00:00
Looking Into You: A Tribute to Jackson Browne
この2枚組のカヴァー・アルバム収録曲の半分を占めるジャクソン・ブラウンの最初の3枚のアルバムだけでも、シンガー・ソングライターは聴くべきだ。ドン・ヘンリーは「青春の日々」を自然に歌い、ルシンダ・ウィリ ...
2014.05.10 00:00
Cope
2011年の『Simple Math』では、インディ・ロックを大いなる野望でもってプレイしつつ、実験的な可能性を十分に残した、アトランタ出身のこのバンド。不安定な大人の心を歌った歌詞を、ベーシックなギ ...
2014.05.10 00:00
いいくらし
トラックだけ聴いたら完全に90年代のレイヴやアシッド・ハウスのグルーヴ感で、TB-303っぽいウニョウニョしたシンセも鳴っている。前作に続いてのエキセントリックな一曲だが、メンバーもすでに慣れてきた様 ...
2014.05.10 00:00
メス
世界をまたにかけるこのトリオ、履歴書が大胆に変貌し続けている。7作にわたるアルバムは、ダンスパンクの雄叫びから、仄暗いプログレから、プライマルなロックまで、出すごとにカラーが違う。しかも、どれも面白い ...
2014.05.10 00:00
Arcadia
寓話に満ちたこのコンセプト・アルバムには、ノート型パソコンで作ったラヴソングが詰まっている。チェアリフトのフロントウーマンで、ビヨンセとも近頃コラボしたラモナ・リサことキャロライン・ポラチェックの志は ...
2014.05.10 00:00
Honest
ドラッグを語るラッパーは大勢いるが、彼の音楽を聴いていると、ドラッグそのものをやっている気分になる。彼のラップは心拍数倍増で弾けているし、歌はオートチューンの効果で伸びてはとろけ、まるで宇宙にいるよう ...
2014.05.10 00:00
Under Color of Official Right
デトロイトの血を引くギター少年たちが、若者の哀愁を完全に体現。ジョー・ケイシーの歌いっぷりは、まるで店いちばんの酔っ払いのようで、もうワンラウンド粘ろうと闘志を燃やす。この2作目で彼らが追うのは、ドリ ...