トッド・テリエといえば、北欧のニューディスコを代表するDJ、プロデューサーだが、本作をダンスアルバムだと思って聴くと、大きく裏切られるだろう。テクノロジーで作り上げられたジャズフュージョンであり、ムード音楽であり、AORであり……。バキバキのダンストラックも含めて、DJ/リミキサーの作品というより、コンポーザー/プロデューサー的なアーティストの作品である。良くも悪くもエッジのきいた怪作だ。

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