2010年の「アニマル」や2012年の「Everybody Talks」で、ストロークス以降のダンス・ロックを不動のポップに塗り変えたネオン・トゥリーズ。そんな彼らの3作目には、ますます共感を覚えてしまう。モルモン教徒として育ったフロントマンのタイラー・グレンが、最近になってゲイをカミングアウトしたと知れば、“社会的に呆れられる存在だった僕”なんて歌詞も思わぬ響きを持つ。内なる葛藤を底流にした艶やかなポップ・ジャムだ。

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