2014.06.10 00:00
アンプラグド 1991/2001 コンプリート・セッションズ
MTVアンプラグドに唯一2回の出演を果たしたR.E.M.ほど、この番組で息をのむような変貌ぶりを見せたバンドはいなかった。本作の33曲はこの2回の出演時のもので、このうちの11曲は、テレビでは未放映だ ...
2014.06.10 00:00
サムデイ・ワールド
ブライアン・イーノとアンダーワールドのフロントマンであるカール・ハイドが初めて全曲をコラボしたアルバム。1980年代のポップの洗練さと複雑なメロディを持ち合わせているが、どちらの魅力もない。イーノは「 ...
2014.06.10 00:00
ア・レター・ホーム
ジャック・ホワイトが所有するナッシュヴィルのスタジオでレコーディングされたアコースティックのカヴァー・アルバム。収録曲は正統なフォーク・ソング(ボブ・ディランの「北国の少女」、ゴードン・ライトフットの ...
2014.06.10 00:00
『オアシス』 20周年記念デラックス・エディション
この豪華な3枚組のリイシューは初期の頃のギャラガー兄弟の狂気を捉えている。「リヴ・フォーエヴァー」や「スライド・アウェイ」などの曲を携えて、彼らは酒を飲み、喧嘩をしながら、偉大なバンドへの道を突き進ん ...
2014.06.10 00:00
The Long Goodbye: Live at Madison Square Garden
LCDサウンドシステムが2011年に行ったNYでのラスト・コンサートのドキュメントCDは、ダンス・ミュージックの“その瞬間”の至福とはほど遠い悲しさが存在する。少なくとも、DVDドキュメント作品『Sh ...
2014.06.10 00:00
Hit and Run
フルアルバムを発表する前に解散したバンドの完全なリイシュー。現代のカルト対象として傑作のひとつ。当時、ジャック・ルビーと同様の音楽をやっていたのは、プロト・パンク・バンドのギズモやクローム、スーサイド ...
2014.06.10 00:00
XSCAPE
天国でも大活躍しているMJだが、死後2作目では、マイケルが1983年から2002年にかけて作った未完成の8曲に、名うてのプロデューサーたちが、ダブステップをも含む加工をたっぷりと施している。87年『バ ...
2014.06.10 00:00
Beauty & Ruin
“インスピレーションがもう湧いてこない”と「Fix It」で主張してはいるものの、今作はボブ・モウルドにとっての11枚目のソロ作。元シュガー、ハスカー・ドゥのフロントマンだった彼。ジェイソン・ナーデュ ...
2014.06.10 00:00
Nikki Nack
評論家が絶賛した11年の『フーキル』で、メリル・ガーバスは前衛フォーク調のヴォーカル・テクニックとヒップホップのグルーヴを集約させたアートポップなミュージックを作り出した。しかしベースのネイト・ブレナ ...
2014.06.10 00:00
White Woman
カナダが誇るダンス・ポップ・デュオ。4枚目のアルバムはスムーズなギターと躍動感溢れるユーロビートが競演し、まるでドクター・ルークがプロデュースしたのかと思うほどのきらめきに満ちている。ダック・ソース( ...
2014.06.10 00:00
Do to the Beast
1990年代、ザ・アフガン・ウィッグスはソウルの震えとブルースの脅威を備えるグランジを演奏し、フロントマンのグレッグ・デュリは反社会的なオルタナ・ロック野郎だった。98年の『1965』以来のアルバム。 ...
2014.06.10 00:00
DIAMOND
でんぱ組.incへの楽曲提供(すべてが良曲です!)でも知られる玉屋2060%(ヴォーカル、ギター)率いる、男女ツインヴォーカル・バンド。これがメジャー初アルバムで、でんぱ界隈でも高い評価を得ていた玉屋 ...
2014.06.10 00:00
Sincerely Yours
ベイエリアを拠点にSNSを駆使し、思いきりダンサブルなラップを配信している天才Iamsu!。凄いミックス・テープをずらりと揃えている。だが初の本格的なアルバムでは、本領を発揮していない。確かに強烈なシ ...
2014.06.10 00:00
切なくてほのかに甘い運命
ロカビリー色の濃かった前作に続く、3枚目のシングル。おなじみとなった売野雅勇による80年代ポップス風の歌詞は、今や彼女たちには欠かせない要素だ。サウンドも歌謡ロックといった趣で、3枚目にして得意なスタ ...
2014.06.10 00:00
Upside Down Mountain
“止まることのないハートを持った僕”。コナー・オバーストは、いまだに少年のような声でそう宣言する。34歳となったインディ・ロックの天才は、今なお青春時代を題材に、そこにいる最も頭の切れる少年のように曲 ...
2014.06.10 00:00
シーザス
前作から5年が経ち、この間に英国のポップ・ディーヴァは結婚して子供を産んでいた。でも心配ご無用! 2000年中頃にあらゆる要素を含むポスト・ヒップホップ曲と“建前なんかくそくらえ”的な歌詞で注目を集め ...
2014.06.10 00:00
To Be Kind
エクスペリメンタル・ロッカーのスワンズが、目標としたものはひとつだけだった。それは圧倒することだ。2012年に発表した『The Seer』のように、本作も幽霊屋敷から聴こえてくるようなドローンとギター ...
2014.06.10 00:00
コラソン
1999年のオールスター・スーパーセッション『スーパーナチュナル』のラテン・ポップ・ヴァージョン? ラテン・ポップをサンタナ流に解釈したアイデア勝利の1枚。ティト・プエンテの「Oye Como Va」 ...
2014.06.10 00:00
Black Hours
ザ・ウォークメン(現在は、ほぼ完全に活動停止中)で、ハミルトン・リーサウザーは、放蕩かつ荘厳なインディ・ロックをドゥーワップからサン・レコードに至る1950年代のサウンドに結びつけた。こうしたサウンド ...
2014.06.10 00:00
Do It Again
スウェーデンのポップ・クイーン、ロビンがノルウェーのデュオであるロイクソップをパートナーに迎え、5曲入りのEP盤を完成させた。ロビンの緊張感あるタイトな作曲は、瞑想的な楽曲へ変化を見せている。「Do ...