ブライアン・イーノとアンダーワールドのフロントマンであるカール・ハイドが初めて全曲をコラボしたアルバム。1980年代のポップの洗練さと複雑なメロディを持ち合わせているが、どちらの魅力もない。イーノは「意図的に不規則で不均整な」という構造を自慢しているが、間の抜けたシンセ・ホーン、干からびたギター、ぎこちないヴォーカルのことだとしたら、これらはヴァンパイア・ウィークエンドの生気のない感じにも聴こえる。

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