登坂広臣が語る、華やかな表舞台で見つけた自分の「使命」とは?

登坂広臣(Photo by ティム・ギャロ)



刺激をくれる仲間の存在

―「Can You See The Light」に参加しているUTAさんはトレンドの音を普段からキャッチアップしている方だと思うんですが、UTAさんのコラボレーションはどうでしたか?

UTAさんとは普段からオンラインゲームで一緒に戦闘しているんですけど(笑)、ゲームしながら「次の曲さ、こんな感じどう?」「いいっすね!」ってチャットしていたりします。「このアーティスト知ってる?」みたいな。自分が知らないと「聴いてみて。嫌いじゃないと思うんだよね」って教えてくれたり。 UTAさんの家に行って、作曲目的じゃなかったのに「時間ある?」って聞かれて「もう一曲なんかやる?」みたいな流れでUTAさんがギターを弾きながら曲を作ったり……みたいなこともあったり。「ANSWER... SHADOW」の軸は決まっていたので、それに対してUTAさんのスパイスが欲しかったというか、そういう感じでお願いして作っていきました。

―表題曲を一緒にやったZEROさん、SUNNY BOYさんとはどうでしたか?

僕ら3人は同世代で、SUNNYとは前の作品からずっと一緒にやってきているし、ZEROくんは三代目の曲でもお世話になっていて。ただ、同世代だけど2人と一緒に曲を作ったことがなくて。こんなに近いところにいて、世代も同じなのに、3人でやらないのは不思議だなと思って、僕が2人を引き合わせたんです。それがきっかけで「『ANSWER... SHADOW』って曲を作ろうと思うんだけど、3人でやらない?」って言って。SUNNYがメロディを歌いながら作って、僕も別でメロディを作って、その間にZEROくんがメロディを聴きながら、ビートとトラックをどんどん仕上げていって、それをガッチャンコしてドン!って。それをものすごいスピード感で作っていったので、すごく刺激的だったし、楽しかったです。もしかしたら、何のタイトルも世界観も決まってなくて、ただ単に曲作ろう!ってなったら合わなかったのかもしれないけど、自分としては、ZEROくんの才能も知っているし、SUNNYの才能も知っているから。

―そう考えると、コミュニケーションもグルーヴ感が大事というか、音楽以前にオンラインゲーム仲間だったり、同世代ならではの距離感だったり、ビジネス上のお付き合いという感じじゃないのがいいですね。

そうですね! いつも納期に追われるような感じがありますけど、こういう状況下で自分を縛るものが無くなって、音楽に触れ合うことができたというか。時間を気にせず作っている感覚。その感覚の中で音楽を作ったのは初めてかもしれないです。10年やっていて。だから正直、すごく楽しかったっていうのが率直な意見なのかな。

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