PassCode今田夢菜が語る、貪欲に上を目指す「絶叫」スタイル

「まだ自分はここで止まってるのか」みたいな

―ていうか、「CLARITY Plus Tour」の話をしてたのに、いつの間にか話題が逸れちゃいましたね。話を戻すと……ファイナルの新木場Studio Coast2デイズはどうでしたか。

1日目がダメやったから、次の日はすごいプレッシャーでいっぱいでした。だって、新木場で2日間やるって当たり前じゃなさすぎるし、1日目でああなってしまって、自分でも「こんなことになるはずじゃなかった」っていう気持ちやったから、みんなの真剣な気持ちを考えたこともあって、ライブが終わった直後にけっこう落ちてしまってたんですけど、「明日は絶対にやり切らないといけない!」みたいな感じで気持ちを切り替えて挑むことができたと思います。

―「絶対にやり切らないと!」っていうプレッシャーをかけると余計な力が入ってしまいそうな気もしますけど。

前までは一度落ちたら次の日は不安でいっぱいだったんですけど、あの日は悪い意味の不安やプレッシャーというよりも、しっかりした気持ちがあったので、悪いものではなかったと思います。

―実際、2日目をああやっていいパフォーマンスで完走できたのは大きな意味がありますね。

それよりも、「ただただよかった」っていう気持ちです。

―完走しただけじゃなくて、パフォーマンスとしてもいい内容だったと思うんですけど。

それはいつもどおり覚えてないです(笑)。

―でも、あの日のライブは映像作品にもなってるわけだし、それを観ていいライブだったとは思わないんですか。

うーん……なんか、ほかの3人と進んでるペースが違いすぎて、そればっか気になっちゃいますね。「まだ自分はここで止まってるのか」みたいな。

―前に話を聞いたとき、「普通に戻れるかどうかは自分次第」と話してましたけど、その後はどうですか。

ちょっとずつって感じですね。

―焦らずに一歩ずつ。

いや、焦ってはいます(笑)。

―そうか(笑)。ちゆなさんから見て、今のPassCodeってどんな感じだと思いますか。

「みんな、すごい!」って感じ(笑)。自分の中では傍から見てる感があります。ライブ中にパッとほかの子を見たり、バンドメンバーを見たり、DVDを観ると「みんな、こんな成長してるのに」って羨ましくなっちゃいます。

―それはもどかしいところですね。今、こうやって自粛期間が続いていて、改めてPassCodeというものが自分にとってどういうものなのか考えていると思うんですけど、いかがですか。

どうなんやろ……わかんない(笑)。

―(笑)じゃあ、今の自粛期間が終わってライブができるようなったとき、現実的かどうかは置いといて、一番最初に立ちたいステージはどこですか。

すごい質問(笑)。えー、どこやろ……。うーん、広いとこ……(笑)。

―それはまたなぜ?

なんて言うんやろ……難しい。みんなが楽しめるから? うん。


<INFORMATION>

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