TEAM SHACHI 咲良菜緒が得意じゃない「パンク」を聴いてみた

TEAM SHACHIの咲良菜緒(Photo by Takuro Ueno)



「パンクはお客さんとの一体感があってこそって感じがする」

編集部からのお題 その6
BEST TIME AROUND - THE MUFFS



―これは単純に僕が大好きな曲です。(注:この取材は、THE MUFFSのKim Shattuckが亡くなる前に行われました)

私、自分が風邪引いたときの声が一番好きなんですよ。だから、本当にこういうハスキーな声が出る女性がうらやましくて。桑田佳祐さんが枕にわーって叫んで声を枯らしたっていう話があるらしくて、私もそれをやりたいんですよ。

―あはは!

本当にハスキーな女性がうらやましいんですよ。私の声はわりと高くて、ハスキーではないので、本当にうらやましい。バンドになると余計にうらやましいですね。

―でも、ハスキーな声が出る代わりに高い音が出なくなったらどうしますか?

それは悔しい! ハスキーな声ってカッコいいっていうのもあるけど、かわいくもあるんですよね。YUKIちゃんとかが理想ですね。歌いながらハスキーにもなるし、クリアにもなるし、あれは本当にうらやましいしかわいい。

―この曲はどうですか?

私は引っかからないかもしれない……。声は好きですけど……。



編集部からのお題 その7
WHY CAN’T WE BE FRIENDS - スマッシュ・マウス



あ、ラッパが入ってきた! これまでと全然違うヤツがきた。こういう感じの曲のほうが好きかも。ホーンが入ってるのもそうなんですけど、なんかディズニーみたいなテーマパークで流れててもよさそう!

―この曲はスカも入ってますね。

入ってますね! パンク全体に言えることかもしれないけど、音源を聴くよりもライブで観たいって感じです。ライブだったら私も楽しいんだろうなっていうのは思います。

―音源に物足りなさを感じるんですね。

もったいなく感じるというか、パンクはお客さんとの一体感があってこそって感じがするから。メタルは見せつけてナンボみたいなイメージがあって、バンドが自分に酔ってるのを見てこっちも酔うって感じだから一方的に来られてもいいんです。でも、パンクはこっちから参加することありきだと思うから、どれもライブで観てみたいって思いますね。みんなが踊ったり声を出してる感じが想像しやすい曲が多いし。メタルで声を出すっていうイメージはそんなにないんですよね。

―……ぐうの音も出ない。

あはは!(笑)




編集部からのお題 そ8
アンパンマン - SNUFF



あ! あれやん。日本の歌やん。すごい、頑張って日本語で歌ってる!

―そう。イギリスのバンドでSNUFFといいます。

これ、大の大人が聴きながら泣いてそう。

―あはは!

なんか理不尽なことがあって、一人で泣いてそう。それか、車に乗ってるときにこれがかかって、どこかで車停めて泣いてそう。車の中が一人になれる唯一の場所だから。

―ストーリーがしっかりしてますね(笑)。

こういう日本語のカバー曲は海外の人が歌ってるからこそのよさが絶対ありますよ。日本人が歌うよりもいい意味で楽観的じゃないですか。日本人だと気持ちが入っちゃうと思うし。曲の背景をそんなに理解しないで歌われるほうがこっちも気がラクになるというか。

―このバンド、ドラムボーカルなんですよ。

そうなんだ! 珍しいですね。

―で、奥さんが日本人なので、日本語のカバーが得意なんです。

え~、私もそういう奥さんになりたい!

―コリィ・テイラーの奥さんに(笑)。

え~、なりたいなりたい!(笑)





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