TEAM SHACHI 咲良菜緒が得意じゃない「パンク」を聴いてみた

TEAM SHACHIの咲良菜緒(Photo by Takuro Ueno)



「お誕生日プレゼントに、すごく過激なバンドTシャツをいただきました(笑)」

―あはは! さて、今回の選曲はいつもと違います。

なにー⁉ 私はもう、けっこういろんな発見をいただいてるんですけど。ラムシュタインはめちゃめちゃいろんな人に食いつかれました。

―なんて言われました?

「本当に変な人なんだね」って(笑)。

―そりゃそうですよ!(笑)

お誕生日プレゼントに、すごく過激なバンドTシャツをいただいて(笑)。 SABATONとかもらいましたよ。来日したら着たいです。

―SABATONは1年前に来たばかりですよ。BABYMETALが呼んでました。

そうなんだぁ! めっちゃ行きたかった! 全然知らんかったわ。

―そういうことってありますよね。新しいバンドを好きになったと思ったら、3カ月前に来日したばかり、とか。

そう! ライブのスケジュールはBillboardでよくチェックはしてるんですけど、載ってないライブも多いんですよね。

―ということで今回は、TEAM SHACHIも「Rock Away」というパンクチューンを出したことだし、菜緒さんが得意ではないパンクを敢えて揃えてみました。





編集部からのお題 その1
Anarchy In the UK - セックス・ピストルズ



私、これ知ってますか?

―バンド名は絶対に聞いたことあると思います。

声にけっこうクセがありますね。好きです。なんか鼻にかかってるっていうか。古着屋さんとかでかかってそう。

―あはは! 正しい! 絶対にかかってます! その感覚、すごいですね! 

これはパンクのなかでも好きなほうです。テンポも速くないし、自分のなかではパンクというよりも、王道なロックに感じるからナチュラルに聴けます。本当に古着屋さんでかかってそう! しかも、民族系のアクセサリーとか売ってる、柄物とか小物が多くて、そんなに広くない古着屋さん。

―設定が細かい! これはセックス・ピストルズです。

あ! 私、バンドの歌詞の中でしか見たことないです。

―じゃあ、音楽自体を聴くのは……。

初めてです! よく歌詞で出てくるじゃないですか。それで存在は知ってたけど、曲は聴いたことなかったから、もはや架空の人物みたいな。本当にいたんだ。伝説の人なんだなあって思ってた。

―伝説は伝説ですけど、ちゃんと実在する人物です。

でも、聴きやすいです。



編集部からのお題 その2
電撃バップ - ラモーンズ



―この曲自体は知らなくても、菜緒さんも知ってるキーワードが歌詞に入ってるのでよく聴いてみてください。

ちょっと滑舌悪くないですか? あはは!

―パンクですから!

これはさっきよりも私のなかではパンクに寄ってますね。

―どのへんでそれを感じますか?

繰り返しが多いところ。この、でででででででででーでー(ギターリフ)とか。「Rock Away」もそうですけど、パンクは反復していてノリやすいというか、わかりやすいというか、そういうイメージがあるから。

―音楽的なことを話すと、初期のパンクはコードを3つしか使わないものが多いんですよ。そういうシンプルなところを菜緒さんは感じ取っているんでしょうね。

うんうん、そう。シンプルな印象はすごくあります。だから、耳に残るし覚えやすいっていうのがある。でも、逆に言うと、同じように感じてしまうというか……

―もっと展開が欲しくなっちゃう。

そうそう、そういうふうに思っちゃうから、これまであまり聴いてこなかったんだと思う。だから、このバンドのこの1曲は好きっていうのはあるけど、その人たちの曲をいっぱい聴くっていうことはなかったかも。SUM41の「Still Waiting」とか。

―ところで、さっき話したキーワードってわかりました?

ええ? トゥン、トゥン、トゥントゥン(Hey ho, let’s go)っていうのしかわからんかった。

―菜緒さんもそれに近い歌詞を歌ってますよ?

え? 私が歌ってるんですか?

―そうですよ。その歌詞はここから来てるんですよ?

「Rock Away」で歌ってるんですか? じゃあ、日高さんもこの曲知ってるんですか?



―もちろんですよ!(笑)

えー、どこー?



―ヘイ! ホー! レッツゴー!

あ! <Hey! Go! Hey! Let’go!>かー! えー、ここから来てるのー!?

―ここから来てます。それをイジって「Rock Away」に取り入れてるという。ちなみに、ラモーンズっていうバンドです。

ラモーンズ? わからん……。ありがとうございます、「Rock Away」がお世話になりました……。

―ラモーンズのTシャツを着てる人がよくいますよ。

あ、本人のことを知らずに着てる人たち!

―そうそう(笑)。メタリカみたいな。

そうそうそう、メタリカ着てる女の子いっぱいいる。「どんなバンドか知らないでしょ!」って思っちゃう。

―あはは! そういうの見てイラッとします?

イラッとはこないけど、「バンド自体のことは知らないだろうなあ」って思ってる。服屋さんにけっこう置いてあるじゃないですか。スリップノット、メタリカ、KORNもけっこうあるし。バンドTは流行りましたよね。

―けっこう定着してきてる感じもありますよね。

うん、「普通にかわいい」みたいな感じでみんな着てる。

―そうなると、自分が着たいバンドTが着られなくならないですか?

でも、本当にグロいTシャツとかあるじゃないですか。そういうのは周りがメタリカとかを着るようになったからこそちょっと着れる、みたいな。だから今年は、これまで部屋着として着てたのをよく外用に着てました。

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