輪廻が描く現実的でリアルな歌、「自分肯定」をコンセプトにしたEPを語る

―確かに、1曲目から2曲目への流れが、テーマとしては繋がりつつもパッとポップな変化があって、続けて聴くととても良いですね。そして3曲目の「actor」は一転して雰囲気が変わって、ベースが歪んでて、でもギターはクリーンで、その対照的なサウンドが混ざり合う感じも印象的でした。

双葉:曲作りの途中から、なんかベースが突然歪み出したんですけど、「それいいね!」ってなって。

―この曲の作詞作曲は双葉さんですが、歌詞の「見えないテンポに僕らは走らされてる」というフレーズには、どきっとさせられました。

りぃこ:「それな!」って感じ。

双葉:これは作った時病んでたんです(笑)。

ーそして「シティーライト」。言葉の響きも綺麗ですし、何しろ浮かぶ情景や心情が切ないですね。

双葉:輪廻がバンド結成して最初の頃にできた曲ですね。



りぃこ:最初の頃全然違うアレンジの曲で、なぜかあんまりやらなくなって「あんなに良い曲なのにやらないのはもったいない」って言って、アレンジし直して復活して最強ソングになりました。リノちゃんが最初持ってきた時、本当に「すごい!うわっ!」って思いました。

双葉:「きゅーっ!」となるよね。

Rolling Stone Japan 編集部

Tag:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE