沖縄からの新たな歌声 新人アーティスト・MATSURIの魅力とは?

実は、「金魚すくい」というタイトルには、今後アーティストとして活躍していくMATSURI自身の世の中に「見つけてほしい」、「選ばれてほしい」というメッセージも込められている。タイトルにもある金魚は、観賞用のために品種改良された魚であり、自然の川に放してしまうと色は黒くなり大きなフナに戻ると言われている。小さな水槽の中でしか綺麗に輝けない金魚と、歌手としてのMATSURIが輝ける場所はステージという限られた場だけである、という強い気持ちもリンクさせている。

そんな彼女の想いを存分に込めた「金魚すくい」は、夏祭りの夜の情景を彷彿させる幻想的で、ノスタルジーも溢れたサウンドに仕上がっている。楽曲の制作を担当したのは、クリエイター集団のTREKKIE TRAX。メインで担当したCarpainterは、「MATSURIの持つ儚くも芯のある歌声をうまく伝えられた楽曲になったと思います。また、音色に関してもどこか現実的ではない幻想的な響きを感じてもらえたら嬉しいです」、同じくメインで担当したMasayoshi Iimoriは「三人体制で曲を作るのは初めてのことでしたが、それぞれの得意分野で『MATSURIのポテンシャルを最大限に引き出そう!』という意気込みで制作した結果、お互いのやるべき作業がハッキリ分かれて歯車がバッチリ噛み合ったようにスムーズに進めることができました」とコメント。メロディ、作詞を担当したNative Rapperは、「伸びやかで懐かしく、限りなく透明な唯一無二のMATSURIさんの歌声。金魚すくいを題材に、素敵な歌声に少しだけ色をつけた歌を作らせていただきました。是非お聴きください!」と語っており、制作陣もMATSURIの魅力を引き出すために尽力し、納得のいくクオリティに仕上がっている。

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