ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードが「至高のメタル・アルバム10作」に続いて、ローリングストーン誌「歴代最高のアルバム500選」に投票するためオールタイム/ジャンル不問でアルバム10作をセレクト。メタル・ゴットが選ぶ生涯最高の作品とは?過去50年に渡り、ロブ・ハルフォードはジューダス・プリーストのフロントマンとして、また彼のグループFight、2wo、Halfordで、ヘヴィメタル界のサウンドとルックスを定義する重要人物として君臨し続けてきた。最近自伝『Confess』を出版した彼は、たゆまない活動の中で「メタル・ゴッド」の名前をほしいままにし、ブラック・サバス、メタリカ、パンテラと並んでメタル界の第一線で歌い続けてきた。しかし、ハルフォードは常に多様な音楽スタイルを好み、その姿勢はジューダス・プリーストでジョーン・バエズ「Diamonds and Rust」やフリートウッド・マック「Green Manalishi」をカバーしてきたことにも表れている。
ローリングストーン誌が「歴代最高のアルバム500選」を刷新するにあたって、ハルフォードが選出したお気に入りのアルバム10枚にスレイヤー、エンペラー、ベヒーモスのようなメタルバンドのみならず、ビートルズ、キャロル・キング、マディ・ウォーターズが入っていても何ら不思議はない。今回の投票に参加してくれたアーティストの一人であるハルフォードが、自身のトップ10について解説してくれた。