ITZYが語る、英語で歌う意味とファンへの感謝「K-POPはいまや世界的ジャンル」

ITZY(Courtesy of JYP Entertainment)

初の英語アルバム『Not Shy (English Ver.)』をリリースしたITZYにインタビュー。韓国語の楽曲を英語で再録したこと、パンデミック後のツアー計画、ショーン・メンデスやアリアナ・グランデに刺激を受けている理由についてK-POPガールバンドが激白。

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『Not Shy』はITZYの最新アルバムのタイトルであるだけでなく、2021年にアメリカ市場を見据えて多忙を極める韓国ガールグループが掲げる非公式なキャッチフレーズでもある。

さっそく今週、第一段階が始動した。ITZYの楽曲の中でもとくに人気の4曲を完全に英語で再録したニューアルバム――その名もずばり『Not Shy(English Ver.)』――をリリース。ストリーミング、購入いずれも可能なこのアルバムは、彼女たちのヒット曲「DallaDalla」「Icy」「Wannabe」「Not Shy」を全編英語で歌ったバージョンが収録されている。イェジ、リュジン、リア、チェリョン、ユナがローリングストーン誌のインタビューで語ったように、英語版のアルバムのリリースは世界中のITZYファンへの感謝と恩返しであるとともに、現状に甘んじることなく挑み続けることでもあるのだ。

「英語版のアルバムを作ることで、世界中のファンから受け取ったLOVEをお返しできると思ったんです」と言ってイェジは、英語の歌詞がさらに多くのオーディエンスの胸に響くだろう、と付け加えた。「このアルバムを通して、ファンともっと深く繋がることができると信じています」

ITZYにとって新しい言語の習得は、新しいジャンルやダンスの振り付けを覚えるのと同じくらい朝飯前だ。自由奔放な性格、ちょっと生意気な女性讃歌、自信たっぷりな態度が彼女たちのトレードマーク。各メンバーはそれぞれ違った役割を担っているが(リードボーカルからラップ、リードダンスまで)、全員揃えば、たちまち作りこまれた、それでいて自然体なクールさを漂わせる(真面目な話、「DallaDalla」のミュージックビデオに出てくる女の子たち以外に、空港のセキュリティチェックの列をセクシーに変える者は他にいないだろう)。



2019年に韓国のJYP EnterteinmentからデビューしたITZYは、「DallaDalla」で一躍有名になった。この曲のミュージックビデオはYouTube公開初日で1700万回以上も閲覧され、K-POP史上、デビュー曲のミュージックビデオの最多閲覧回数を打ち立てた(現在の閲覧回数は2億4100万回で、今も記録を更新中)。5人組ガールグループは2019年Mnet アジアン・ミュージック・アウォード(略してMAMA、ピープルズ・チョイス・アウォードやビデオミュージック・アウォードのアジア版に相当する)で最優秀女性アーティスト賞を受賞。また昨年の韓国ミュージック・アウォードでは、最優秀ポップソング賞と年間新人賞を受賞した。それでもメンバーは栄光に胡坐をかくことなく、オーディエンスの確立とファン層の拡大を目指し、英語版アルバムのプロモーションが楽しみで仕方がないと言う。

「私たちの曲を気に入ってくれるファンは世界中に大勢います」とチェリョン。「それで私たちも(韓国語バージョンと)同時に、英語バージョンを出したかったんです。だから」といって彼女は叫んだ。「がんがん行きますよ!」

私たちはITZYとインタビューを行い、韓国語と英語で歌うことの違いや尊敬する欧米アーティスト、またアメリカ進出がパンデミック収束後の最優先課題である理由について語ってもらった。

Translated by Akiko Kato

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