DATSが「時代観」とともに語る、型にはめることの面白さ

DATS:左より吉田巧(Gt)、大井一彌(Dr)、MONJOE(Vo / Synth)、早川知輝(Ba)

トラックメーカーとしても活躍するMONJOEがフロントマンを務めるDATS。高い音楽性だけではなく、最新のMVをTaichi Hishikawaが監督を務めるなど、クリエイティブの高さでも定評がある。そんなDATSのニューアルバム『School』は、時代とバンド自身のアイデンティティが詰まった傑作だ。MONJOEとドラムの大井一彌(DATS/ yahyel)の二人にアルバム『School』をフックにインタビューを行った。

―トラックメーカーとしても活躍するMONJOEさんですが、DATSしかり、先日まで在籍していたyahyelしかりで、バンドが活動の核にあるように感じますが、バンドにこだわる原点はどこにあるんですか?

MONJOE:そこは単純にバンドに対する憧れから音楽に入っているからですね。音楽をやる=バンドっていうイメージのまま音楽活動を始めたんです。今の高校生とかが音楽を始めるとしたら、普通にラップトップで曲を作ってラップ乗せるとか、一人でやっちゃうスタイルに憧れて始める人も多いんじゃないかなと思いますけど、僕の時代だとバンドだったんで。

―当時憧れたバンドは?

MONJOE:一番強いのはニルヴァーナ。他にもオアシス、レッチリ……いわゆる90年代にバカ売れしたバンドですね。

―何が琴線に触れたんですか?

MONJOE:「スメルズ・ライク・ティーン・スピリッツ」のカート・コバーンのあの声とか、言葉では言い表せないような衝動がカッケーみたいな感じでした。そういう体に訴えかけられる何か分からないけど波動みたいなものを感じて、そこに吸い込まれていったということだと思います。

―大井さんもDATSとyahyelのメンバーですし、やはりバンドが核ですよね。

大井:音楽を始めるってなった時に、バンドに引き入れてくれたメンバーがUKロック大好きな人たちで。僕は半ば洗脳されるようにザ・フーとか、当時はモッズバンドを最初にやってたんです。ザ・フー、スモール・フェイセス、あとはそこからの流れでビートルズとかオアシスとかも聴くんですけど、そういう60年代のUKロックを最初に聴いていて。なので、僕も原点はバンドです。

―大井さんって20代ですよね? その若さでザ・フーやスモール・フェイセスから音楽に入ったのはレアですよね。

大井:って言われるんですけど。でも60年代初期ぐらいの若者文化の方が、ぶっちゃけ今よりも華やかだし、若者が破茶滅茶やってるんですよね。だからそこに惹かれたのは当たり前なのかなぁと思ったりもします。

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