パノラマパナマタウン、オンライン公開で作り上げた「じゃじゃ馬サーフロック」

第1週



岩渕想太(以下、岩渕):「PPT Online Studio」は、ライブもできない状況で、できるだけ俺らが発信できる場が欲しいなと思って、毎週30分くらい話す番組です。「Online Studio」という名前が付いているように、毎週曲を作っていく番組になっています。俺らは、曲作りの裏側をあまり見せたことがなくて。例えば、俺が持ってきたデモだったら、俺が入れたドラム、ギター、ベース、ボーカルの音しか入っていないんです。それをバンドメンバーに展開して、こうしよう、ああしようっていうやりとりがあって、各パートの音を入れた最後にボーカルを入れて、そこからレコーディングして皆に届くという流れがある。その過程を全部オンライン上でやっちゃおうぜっていうのが、この「PPT Online Studio」です。月末までに作って進化させていって、完成させるっていうのを毎回やっていきます。5月はあと3回火曜日があるから、今日聴かせたものをその3回でどんどん進化させて、5月末になったら全員が携ったデモが完成する。これを毎月やっていこうという感じですね。

タノアキヒコ(以下、タノ):今までは結構ライブで初披露ってケースが多かったから、こういうのもいいですね。過程を聴いて、ライブがどんな感じになるのかをどんどん想像してもらって。

岩渕:しかも、皆が一緒に作る感じだから愛着が湧くというか。デモを聴いてどう思うっていうのを、皆にたくさんコメントしてもらって、僕らが参考にできるところは参考にしつつ、活かせるとこは活かしつつ、皆を巻き込みながらやっていこうという感じです。浪越さんは意気込みとかありますか?

浪越康平(以下、浪越):やっぱり、岩渕のデモからどれだけ進化させられるのかっていのが我々の一番頑張るところですから、そこに力を注ぎたいと思います。

タノ:デモから変わっていないと思われたら辛いからなあ。

浪越:悪くなったと思われる可能性もあるからな(笑)。

岩渕:そんなことないやろ(笑)。ということで、第1回は、俺が持ってきた曲のデモを聴いてもらうところからやっていきましょうか。そこから皆で進化を見守っていきましょう。

タノ:お願いしますよ。

Rolling Stone Japan 編集部

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