RADWIMPSインタビュー「野田、桑原、武田が語るバンドの歩みと現在地」

RADWMIPS:左から武田祐介、桑原彰、野田洋次郎(Photo by OGATA for Rolling Stone Japan、Styling by Daisuke Fujimoto、Hair and Make-up by Asami Nemoto)



バンド史上最大規模の海外ツアーを経て

ーアジアツアーについても聞かせてください。前作からの2年の間に、アジアツアーを2回まわられていて、2018年はバンド史上最大規模の海外ツアーとなりましたね。この経験はRADWIMPSにとってどういうものでした?

武田:アジアに初めてライブで行ったのが2014年で。そのときも「RADWIMPSを待ってくれている人が、海外にこんなにいるんだ」っていうのを強く認識できて。それからコンスタントに行くようになり、そのたびに待ってくれている人がどんどん増えている気がしています。直接届けに行けるというのは、僕らとしても刺激になるし、喜んでもらえることをやれるのは僕たちとしても喜ばしいし。

野田:それにしてもアジア贔屓だよね、俺ら。

武田:沖縄とかよりも行ってるよね(笑)。

桑原:四国より行ってるね(笑)。

武田:中国のメインランドは去年初めて行ってきたんです。ずっと前からメインランドでもやりたいって話していたんですけど、なかなか実現しなくて。ようやく上海で、しかもアリーナでやらせてもらえることができて。そのアリーナでやったすぐあとに、2018年もちゃんとまわろうということで、今年も大規模なツアーをやらせてもらって。
野田 面白いんだよね。

桑原:うん、面白い。

野田:まだいろんな意味で仕組みができあがってなくて、今一緒になって何かを作っている感じがあって。中国の政府の仕組みとか難しいところもあるのかもしれないですけど、若者たちの音楽を求めるエネルギーとか一緒に何かを作り上げている感じはすごく楽しい。一緒に今の時代を作ってる感じが、僕は好きですね。

桑原:来てくれる人たちがどんどん増えていて、もっともっとこの先可能性があるなってツアーをやっていて思ったし、これからも挑戦していきたいなと思いますね。

武田:本当、刺激になるよね。

ーアジアのオーディエンスって、RADWIMPSのどういう部分を楽しんでくれていると思いますか?


桑原:歌詞は日本より覚えてくれているんじゃないかってくらい。Aメロまで一字一句ね。だから歌詞を間違えられないなって(笑)。

野田:本当、そうだよね。

武田:楽しみ方は国それぞれじゃない?

野田:うん、タイと韓国でも全然違うし。

武田:シンガポールは民族の多い国だから、一つの会場でも民族同士で楽しみ方が違うんですよ。


Photo by OGATA for Rolling Stone Japan

ーそれこそONE OK ROCKのTakaさんとかと、海外活動について話したりします?

野田:いや、まったく。話す?

桑原:たまに。TakaとかToruから、アメリカでの活動の話を聞いたりしますね。

ー今回Takaさんと歌った「IKIJIBIKI feat.Taka」って、それこそ海外に通ずるグローバルスタンダードな曲を一緒に作ることもできたと思うんですけど、結構オリエンタルな感じで、日本のロックキッズたちに向けて歌っているところがある感じの曲だなと思ったんです。

野田:これは、最初Takaに3曲送ったら、「どれもいいじゃん! どれでもいいよ!」って言われて(笑)。

武田・桑原:(笑)。

野田:1曲は丸々英語で、もう1曲は英語と日本語半々くらいでバラードみたいな感じだったんですけど。結局「俺が決めなきゃいけないのか」と思って、すごく迷いましたね。これは、もともと曲自体はあって、誰か一緒に歌ってくれないかなとずっと思っていたんですけど、このタイミングが一番いいんじゃないかなと思って。あんまり考えなくていい曲いうか、とにかく突き抜けて、一緒にやれた喜びが爆発できるといいなって。

武田:うん、爆発してたね。

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