HIROSHI(FIVE NEW OLD)が語るBMTH「時代に正しく寄り添っていけるバンド」

FIVE NEW OLDのHIROSHI(Courtesy of TOY’S FACTORY)

ブリング・ミー・ザ・ホライズン、3年ぶり6枚目の最新アルバム『amo|アモ』が全英チャート初登場1位を記録し、本作収録の「マントラ」は第61回グラミー賞の最優秀ロック・ソングにノミネート。そして今年のサマーソニックに出演決定。アルバムごとに進化を遂げてきた彼らだが、その勢いはとどまることを知らない。

今回、Rolling Stone Japanでは日本のアーティスト5人に取材を敢行。第二弾はFIVE NEW OLDのHIROSHI(Vo, Gt)に話を聞いた。

FIVE NEW OLDは神戸で結成された4人組ロックバンド。R&Bやゴスペルの要素をロックと融合させたスタイリッシュなサウンドで、ここ1年ほどの間に一気に評判を高めている。春にはマイナビBLITZ赤坂でのワンマン公演を含むアジアツアーが予定されており、さらなる飛躍が期待されている。

さて、ここまで読んで多くの人が違和感を覚えるだろう。なぜ、メタルやハードコアと関係なさそうなバンドがブリング・ミー・ザ・ホライズンについて語るのだろうか、と。彼らがポップパンクからスタートしているバンドであることは知っていたが、筆者も今回の取材の話を聞いたときは半信半疑だった。ところが、だ。フタを開けてみると、まあ、出るわ出るわ。ブリング・ミーを中心に話はどんどん広がっていき、最後にたどり着いたのはなんと落語――FIVE NEW OLDの中心人物HIROSHIに、ブリング・ミー・ザ・ホライズンの魅力を存分に掘り下げてもらった。

―FIVE NEW OLDとブリング・ミー・ザ・ホライズンって音のイメージがけっこう離れている気がするんですけど、HIROSHIさんはメタルやハードコアをよく聴くんですか?

そうですね。元々、僕たちはパンクのフィールドにいたし、10代の頃からそういう音楽に触れていたので、ブリング・ミーは新譜が出るたびに聴いてます。

―初めて聴いたのは?

18歳の頃に出た、女の人の腸が出てるアルバム(『Suicide Season』)から聴いてます。当時は、久しぶりにがっつりと重いスクリーモが出たなっていう印象でした。その頃からCrossfaithのベースHirokiくんと仲がよかったので、お互いの好きな音楽をシェアしてるなかで教えてもらいました。

―彼らの音楽をどういうふうに捉えてましたか?

とにかく「尖ってる」という印象があって。初期はヘヴィな尖り方だったんですけど、だんだん歌うようになったりポップになって……年を追うごとにラウドなバンドが増えていってシーンが過渡期に入ってくると、楽曲のフォーマットがどうしても決まってくると思うんですよ、「ここでブレイクダウンして」みたいに。彼らの変化はそういう流れに対するカウンターにもなっているというか、「自分たちは型にはまらない」という信念を持って発信してるんだなあと思いながら聴いてましたね。RADIOHEADみたいに、「一度できるようになったことはもうやらない」っていうスタンスには好感を持ってます。

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