Yogee New Wavesが考える愛の宿る芸術とは? 5つのキーワードから語る

今週末開催の「Scramble Fes 2018」にも出演するYogee New Waves



「言葉にしなくても、音から呼び起こされる景色や記憶がリンクする感じがあった」(角舘)

-先ほどおっしゃっていた教会の聖歌隊がもたらすような感覚って、ヨギーの音楽にも通じるものはあると思いますか?

角舘:うん、あると思います。北沢夏音さんっていう尊敬しているライターの方がいるんですけど、数年前に、その方に「“Hello Ethiopia”は本当に素晴らしいね。君、繋がっちゃってるよ」って言われたことがあって。



-「繋がっちゃってる」ってどういうことなんでしょうね。

角舘:その時は僕もなにを言われているのかわからなかったんですけど、さっきの教会や崖の話のように、最近、「なにかに触れる瞬間」とか「なにかに取り憑かれる瞬間」が芸術の世界にはあるんだっていうことが、自分にもわかってきたんです。「Summer of Love」も、自分の中で「触れた!」っていう感覚が強かったんですよ。歌詞にも<教会に迷い込んで 内緒話 花咲いた>っていうフレーズが出てくるし……本当に、愛という意味ではいろいろと象徴的な曲だなって思う。

-たしかに、「Summer of Love」の歌詞には、<最終列車よトレイン 走りだせブルーへ 前へ>というラインもありますけど、列車はゴスペルに頻出するモチーフですよね。そもそも「Summer of Love」は、『SPRING CAVE e.p.』に角舘さんがひとりでレコーディングされたバージョンが収録されていましたけど、このタイミングでバンドサウンドにしてリリースされたのは、どのような経緯があったのでしょう?



角舘:「Summer of Love」は去年の夏の合宿の時にできた曲で、その時点で、僕はかなり手応えを感じていたんです。それで『SPRING CAVE e.p.』にも入れようっていう話になったんですけど、あのEPには、「洞窟の中から出ていく」っていうコンセプトがあったし、一度ひとりでこの曲を咀嚼したいなと思って。

粕谷:タイミングもあったよね。夏の終わりにレコーディングすることによって、この曲の音に乗せることのできる季節感や空気感があるんじゃないかっていう。

角舘:うん、そうだね。この曲を作っていた瞬間っていうのは、すごくアーティスティックだったと思うんです。気温とか、色とか、景色とか、空の感じとか……そういうものをどうやったら音に込められるのか、すごく考えていた気がする。

それに、4人がお互いに言葉にしなくても、音から呼び起こされる景色や記憶がリンクする感じがあって。すごく良かったのが、上野くんが「心臓みたいに弾いていい?」って言ってきたことがあったんですよ。めちゃくちゃうれしかったし、最高だなって思った。

上野:いろんなタイプのソングライターがいると思うけど、健悟は、自分が表現したい世界観や感情を、絵を描くようにアレンジしていく人なんです。だから、どういうものを完成させるのかっていうことはもちろん考えるけど、それ以上に、ベーシストとして「どういう気持ちを、どういうふうに表現することがリアルなのか?」ということを常に考えるようにしていて。

あと、この曲のMVを撮った監督(小林光大)は、さっき健悟が言っていた合宿に同行してドキュメンタリーを撮っていたんですよ。だから彼も同じ景色を俺たちと見ていたし、同じイメージを共有できたっていうのは大きいと思います。

角舘:そうだよね。だからこそ、このMVも全員の中でリンクしていた情景が映像になっていて。それも愛だよね。「Summer of Love」を作っている間は、本当に純粋無垢に作品作りに向き合っていたんです。見たものを見たように感じて、それを感じたように鳴らして、それを曲にして。さらにMVにまでするっていう……この忙しない時代にそう簡単にできないようなことができた曲になっています。

Edited by Aiko Iijima



「Summer of Love」
Yogee New Waves
発売中
http://yogeenewwaves.tokyo/


Yogee New Waves“CAN YOU FEEL IT TOUR”

11月18日(日)浜松 窓枠
OPEN/START : 17:00/18:00
前売 スタンディング 3,500円 (税込/D別)
問合せ:BOOM BOOM BASH 054-264-6713 (12:00〜17:00)

11月23日(金・祝)京都 磔磔
OPEN/START : 17:00/18:00
前売 スタンディング 3,500円 (税込/D別)
問合せ:清水音泉 06-6357-3666

11月24日(土)高松 DIME
OPEN/START : 18:00/18:30
前売 スタンディング 3,500円 (税込/D別)
問合せ:DUKE高松 087-822-2520

12月02日(日)新潟 NEXS
OPEN/START : 17:30/18:00
前売 スタンディング 3,500円 (税込/D別)
問合せ:FOB新潟 025-229-5000

12月03日(月)金沢 AZ
OPEN/START : 19:00/19:30
前売 スタンディング 3,500円 (税込/D別)
問合せ:FOB金沢 076-232-2424

12月09日(日)名古屋 ダイヤモンドホール
OPEN/START : 17:00/18:00
前売 スタンディング 3,500円 (税込/D別)
問合せ:ジェイルハウス 052-936-6041

12月10日(月)大阪 BIG CAT
OPEN/START : 18:30/19:30
前売 スタンディング 3,500円 (税込/D別)
問合せ:清水音泉 06-6357-3666

12月13日(木)東京 Zepp DiverCity
OPEN/START : 18:30/19:30
前売 スタンディング 3,500円 / 2F指定 3,500円 (税込/D別)
問合せ:SMASH 03-3444-6751


・Yogee New Waves出演のScramble Fes 2018の詳細は以下でチェック!

Scramble Fes 2018
2018年11月4日(日)TSUTAYA O-EAST
OPEN:12:30 START:13:30 CLOSE:20:45 ※予定
ADV:¥4,300(TAX IN/without 1DRINK)/ DOOR:TBA

ACT:
カネコアヤノ(バンドセット)
キイチビール&ザ・ホーリーティッツ
King Gnu
東郷清丸
中村佳穂
バレーボウイズ
Homecomings
MONO NO AWARE
Yogee New Waves

チケット各PGにて絶賛発売中!
詳細はこちら
http://tsutaya.jp/scramblefes2018/

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