Yogee New Wavesが考える愛の宿る芸術とは? 5つのキーワードから語る

今週末開催の「Scramble Fes 2018」にも出演するYogee New Waves



1. 愛を感じる音楽。
「自分のオリジナルな愛を表現するには、歌が必要なんですよね」(角舘)

-ここからは、いくつかのキーワードに基づいて、ヨギーにとっての「愛」を語っていただけたらと思います。最初のキーワードは「音楽」です。

角舘:愛と聞いて思いつくのは、フランク・シナトラの「Bewitched」っていう曲ですね。初めて聴いた時は歌詞もよくわからなかったし、「壮大だなぁ」っていう印象だったんですけど、聴いていくうちに、この曲には、自分の殻を破ってひとりの女性の愛に飛び込んでいく様が歌われているんだって気がついたんですよね。



-ひとりの人への愛情を歌うラブソングは世の中にたくさんありますけど、その中でもシナトラのこの曲だったのはなぜなのでしょう?

角舘:“愛のコリーダ”とかもそうなんですけど、俺は、そのシンガーのなにかを突き破るようなエネルギーによって愛が表現されているものに惹かれるんです。実際、「Bewitched」はすごいんですよ。最後の歌い上げとオーケストレーションが重なり合う瞬間は、もう本当に「愛!」としか言いようがない。

前に、ドレスコーズの志磨(遼平)さんが「愛情を表現するために『I love you』っていう言葉があるとして、でも『自分の想いは、この言葉では表現しきれないんだ』って思う人たちがいたからこそ、歌が生まれたんだ」って言っていたんです。シナトラの「Bewitched」からは、まさにそれを感じました。

-なるほど。歌というのは、その人にしか表現できない愛の形でもある。

角舘:「I love you」という感情を、どう歌うのか向き合うことこそが芸術なんだと思います。同じ「愛してるよ」っていうひと言でも、どう歌うかで表現される感覚は違うものだし、自分のオリジナルな愛を表現するには、歌が必要なんですよね。

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