レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『イーヴィル・エンパイア』このラップメタル・バンドのセカンド・アルバムのアートワークは、ポップ・アーティストのメル・ラモスによる1993年の作品『Crimebuster』に修正を加えたものである。
R.E.M.『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』バンド作品のなかで一番ゆったりとしたこのアルバムは、『Monster』ツアー中に行ったサウンド・チェックやライヴ録音、短時間でのスタジオ録音作業により組み立てられたもので、一時代の終わりを告げるものだった。本作品は、結成メンバーであるドラマーのビル・ベリーと、10年前の『Document』以降、バンドの全アルバムを手がけてきたプロデューサーのスコット・リットが参加した最後のR.E.M.作品である。
スリーター・キニー『コール・ザ・ドクター』米オリンピアのパンク・トリオがセカンド・アルバムの制作を終えた直後、ドラマーのローラ・マクファーレンがビザの期限切れのため、母国オーストラリアに帰国しなければいけなくなった。彼女がスリーター・キニーとアルバムを作ることは二度となかった。