BALLISTIK BOYZが語る6年目への覚悟、新作に込めた「もがいてきた自分たち」

―コレオグラフは、どなたが担当されたんですか。

奥田:俺らと同世代のダンサーの方に作ってもらいました。「In My Head」は、今までのBALLISTIK BOYZの曲とちょっと違うので、新たな振付師に依頼してみるのもありだなと思い、ハマりそうなかたにお願いしたら、めちゃくちゃいいのを作ってくれました。でも、めっちゃ難しいよね。

加納:新しい振付師だと新しいエッセンスがある分、単純に慣れていない部分も多いですし。それに楽曲のテーマに基づいて作ってくれているので、今回は感情系というか。ひとつひとつの動きに感情がこもっているような感じだったので、形通りになぞるだけでは感情がでないのが、すごく難しかったですね。表情も使わなきゃいけないし、腕の広げかたひとつにしても全然違って見えるので。どれだけアーティストになれるかの勝負というか。ダンスの上手さだけじゃない部分が、すごく難しかったです。

海沼:以下同文です。すべて言ってくれました。


海沼流星(Photo by Jumpei Yamada)

奥田:「In My Head」をやってみて、もっとこういう楽曲をやってみたい気持ちも増えました。MVでもダンスがすごく揃っていて、いい意味でめちゃくちゃ映えていたので。自分たちの強みであるダンスを、もっと魅せていかなきゃですね。これからもどんどん挑戦していきたいと思います。

―そもそもBALLISTIK BOYZは、アクロバットもできるかたたちですからね。

日髙:今年はやります。

奥田:言っちゃった(笑)。

砂田:おニュー?

日髙:おニュー。改めて気合いをいれます。

松井:マジで勝負の年ですね。

―みなさんにとって、2024年は“勝負の年”といった感覚なんですね。

松井:今までで一番、「今年にかかってる」って思ってるかもしれないです。

日髙:BALLISTIK BOYZとしての進化を問われる1年になりそうな気がしています。

奥田:今後に大きく響きそう。

砂田:行き切るか、また留まるかの。

深掘:もう今まで通りじゃダメっすね。

松井「今年無理だったら、もう無理くらいの気持ちでやる」って僕らは決めました。

日髙:絶対にそれは、いいことなので。もしかすると2、3年後にインタビューしたときには、また「あのときはこう思ってたけど」ってなるかもしれないですけど。今の僕たちは本気で思っているので。

Rolling Stone Japan 編集部

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