高橋ヒロムが語る、音楽とプロレスの夢物語、本気のチャゲアス愛

もし復活ライブがあるとしたら…

―そこまで愛が深いと、活動休止のときのショックは大きかったですよね?

めちゃくちゃショックを受けたと同時に、解散ではなく活動休止でよかったなと思いました。チャゲアスの歴史の中でも1〜2度休止はあったと思うんです、チャゲアスで活動はせずに個々で活動したりとか。それだったらその期間になっただけだよなというくらいに思っていたので。

―そこからずっと再開を願っているわけですもんね。

今も解散とは言ってないし、ASKAさんの脱退ということになってますけど、また入る可能性もあるので。そこは何も思ってないし、自分はいずれまた交わる日が来るなと思っているので、絶対に。これは待つターンなんじゃないかなと。自分はホルモンとチャゲアスは妄想セットリストを決めているんです。どこに出すわけでもないのに自分の中でセトリを作っているんですよ(笑)。チャゲアス復活の妄想セトリはこれかな〜って。

―ちなみに、もし復活ライブがあるとしたら、何からスタートするんですか?

「僕はこの瞳で嘘をつく」(1991年)。これはライブで曲の途中、CHAGEさんとASKAさんが肩を組みながら歌う箇所があるんですよ。だからこれが一発目だろって! 考えついたときに、この曲以上に一発目にふさわしい曲はないなと。

―実現したらアツいですね。この記事を読んでもらいたいですね!

読んでもらいたいです! ぜひ。

―ちなみに何で終わるんですか?

最後は、「BIG TREE」で終わります(笑)。

―復活ライブがあるとするならば、どこで観たいですか?

難しいですね。お二人の地元が福岡なので、福岡で観たいなと。自分は小さい箱で観るのが好きなんですけど、間違いなく人は入るのでこういうときくらいは大きい箱でいいんじゃないかなと思いますね。だから福岡 PayPayドームかな。観られない人がいると可哀想なので。

=取材後に送られてきた、高橋ヒロム作の架空セットリスト=

CHAGE and ASKA
場所:福岡PayPayドーム

1.僕はこの瞳で嘘をつく
2.BROTHER
3.もうすぐだ
4.好きになる
5.no doubt
6.この愛のために
7.ひとり咲き
8.SAY YES
9.the corner
10.not at all
11.僕はMUSIC
12.36度線-1995夏-
13.Catch &Release
14.Knock
15.青春の鼓動
16. 迷宮のReplicant
17.Vision
18.太陽と埃の中で
19.WALK
20.NO PAIN NO GAIN
-アンコール-
21.メドレー(モーニングムーン、マリオネット、南十字星、もうすぐ僕らはふたつの時代を超える恋になる、On Your Mark)
22.YAH YAH YAH
23.Turning Point
24.声を聞かせて
25.BIG TREE

―長期欠場中や海外遠征時のときにもチャゲアスやホルモンを聴かれていましたか?

もちろん。ずっと聴いていますね。今日の移動中のタクシーの中でも聴いてますし、チャゲアスとホルモンの両方が入っているプレイリストがあって。めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど「チャゲアス ザ ホルモン」って名前なんですよ(笑)。それをシャッフルで流すという。

―完全にヒロムさんの中で二大巨頭なんですね。

好きなアーティストさんは他にもいますけど、この2組ほどハマったアーティストがいないんですよ。全アーティストさんをリスペクトしていますし、フェスとかに行くのも好きなんですけど、この2組と同じくらい聴くアーティストさんはいないです。意外と一途なのかもしれない。

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