高橋ヒロムが語る、音楽とプロレスの夢物語、本気のチャゲアス愛

チャゲアスのライブから感じたこと

―確かに(笑)。話が脱線してしまいましたが、「SEY YES」以外の曲もどんどん好きになっていくわけですよね?

PV集の中でいまだに自分がいちばん好きな曲で「BIG TREE」という曲があるんですけど、ちょっと聴きますか?

―壮大な曲ですね。

そうなんですよ! この曲をオリンピックで使わないかなって思ってたくらい壮大なんです。ライブもめちゃくちゃいいんですよ。これがPV集の最後の曲。「SAY YES」で始まって、「BIG TREE」で終わる。



―ライブにも行かれていたんですね。

ライブも毎年ファンクラブで行ってましたね。年1は間違いなく行ってましたし、年2回とかは行ってたと思います。

―いざ、ライブでご覧になっていかがでしたか?

衝撃でした。生でCD音源を超えるってすごいことなんだなと思いました。ライブって20曲くらい歌唱すると思うんですが、自分はマイクパフォーマンスで1回叫ぶだけで大抵、喉が潰れるんですよ。

―ヒロムさんのマイクパフォーマンスっていきなり全力でいきますよね。

でも数分ですよ? 長くて3〜4分、1曲分で喉が潰れるのに、なんで20曲もやって後半になるにつれて調子が良くなっていくんだろうって。リスペクトがあるのであの舞台に立つ人に対して生半可な言葉は使えないですけど、本当にすごいんだなと思いましたね。

―プロレスラーとしてチャゲアスから吸収してる部分はありますか?

やっぱりMCとかは聴いちゃいますよね。どんなことを喋るんだろうと当時からよく聴いていて。結構、ASKAさんってギャグとかを言うんですよ。語りかける口調になるときはASKAさんって下を向くことが多いんですけど、ふとした瞬間に上を見てひと言発する、それがカッコよくて何度か意識したことはあります。「いま、俺ちょっとASKAさんだな」「いま、俺CHAGEさんの笑い方したな」とか。結構ありますよ、ただ絶対分からないです、個人の自己満なので(笑)。

―そのチャゲアス愛は、本人に伝わってないんですかね?

実は、ASKAさんにはお会いしたことがあって。プロレスを観に来て下さったときに、顔が引き攣ったまま一緒にお写真を撮っていただいたことがあります。

―それってどうやって繋がって?

ASKAさんと親交のあるプロレスラーが別のユニットにいて、その選手の試合を観に来ていて、スタッフさんが「ヒロムさんもチャゲアス好きですよね」と紹介してくれたんです。そのときに「首の骨を折った子だよね?」と知ってくださっていて。ASKAさんも幅広く格闘技がお好きで観てくださっていたみたいなので、そのときに首を折って良かったって思いましたもん(笑)。

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