INUWASIが語る変化の理由、アイドルシーンの新鋭に初取材

目標を達成するために

―なんか、6人とも真面目ですよね。INUWASIというグループと真摯に向き合っているというか。O-EAST公演をソールドさせるための6人のPR攻勢もすごいじゃないですか。メンバーそれぞれ積極的にSNSで発信してるし、最近はSHOWROOMもはじめましたよね。そうやって努力している姿からもこの日にかける6人の意気込みが感じられるし、応援したくなる。あと、ここまでやるからにはきっとすごいものを見せてくれるんだろうなっていう期待感も煽られます。

すずめ 前だったらこうやって発信してもあんまり反応はなかったけど、今は自分たちが発信したことに対して返してくれるファンの人数が徐々に増えてるから、全然大変じゃないです。

―ファンからの反応がモチベーションになってると。僕、YouTubeで公開されてるWWW Xでのワンマンライブ「INUWASI Tokyo Oneman Tour〝 I 〟」の映像がすごく好きで。あのライブってあの規模感にもかかわらずしっかりとセットが組まれてるじゃないですか。そういうところからも今度のO-EASTにも期待しちゃうんですよね。

すずめ 実はあのときはヤバくて、私たちの後ろでぐるぐる回ってるヤツがあったせいで……「あったせい」っていうか(笑)、あれはあれでめっちゃかっこいいんですけど、ステージの奥行きがなくなっちゃってすごく大変でした(笑)。

はのん 私、衣装が巻き込まれそうになった(笑)。



―あの回転のせいで(笑)。

すずめ O-EASTではこれまでの公演のコンセプトを極力まとめた演出があるらしいです。

はのん 装飾はないけど、なんかあるらしいです(笑)。

―以前、別のインタビューで「私たちは売れなきゃいけないんです」と言っているのを見たんですけど、「売れなきゃいけない」ってすごい言葉ですよね。

カリヲリ ファンの方々や事務所の社長さんが想像以上にINUWASIに対して力を注いでくれたり応援してくださっているので、恩返しみたいな意味でも売れなきゃいけないと思うし、メンバーそれぞれ目指すものがあって、その目標を達成するためにも売れないといけないと思ってます。

―それは最初からあった気持ちですか。

カリヲリ 最初もあったけど、ライブを重ねるたびにその気持ちは大きくなっているなって。2021年に1stフルアルバム『DUTY』をリリースしたときに決意は強くなったと思います。タイトルの意味が「義務」っていうこともあって。

―さて、O-EAST以降にもツアーが決まっていたりしますが、その先に見据えているものはあるんですか?

すずめ まだ解禁していないんですけど、2024年にライブをやる会場はもう決まってるので、そこですかね。他のグループさんでは2年後の話とかを共有することがあんまりないみたいなんですけど、INUWASIはすごく頻繁にミーティングがあって、1年後はこういうステージに立ってて、何月にはここでこういうことがあってみたいなことを社長さんが明確に話してくださるので、「売れたい」って必死になれるのはそうやって目標にする場所がはっきりあるからなんだと思います。もし社長さんからそういう話をされてなかったとしたらどこを目指せばいいのかわからなかったと思うので、それはとてもいいことだと思います。

―確かにそれはやる気にもなるし、 焦りにもなりますね。今日の皆さんの発言がすべて腑に落ちました。

すずめ しかも、ここまではイメージどおりに上手く進んでいる感覚はあるので、順調なんだなって感じられてます!

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