スティーヴィー・ワンダーが今こそ明かす、故ジェフ・ベックとの友情秘話

ジェフ・ベックとスティーヴィー・ワンダー(Photo by WIREIMAGE)

スティーヴィー・ワンダーは、ジェフ・ベック(Jeff Beck)の死去に伴う最新インタビューで、友人でありかつて共同作業を行った故人を偲んだ。

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ワンダーはデトロイト・フリー・プレス紙に対し、このように語っている。「彼は素晴らしい音楽を生み出す、素晴らしい魂を持っていた。彼に会うことができたおかげで、自分の人生に彼を迎えて、私の音楽に彼の贈り物のいくつかを与えることができたことを嬉しく思っている」。

ベックとワンダーが初めて一緒に仕事をしたのは1972年、後者がのちに名作と呼ばれる『Talking Book』を制作していた時のこと。プロデューサーであるロバート・マーゴレフとマルコム・セシルの紹介で、ワンダーはベックに収録曲「Lookin’ for Another Pure Love」のソロを弾いてもらうことになった。



「彼のことはよく知らなかった」。ワンダーはベックとの出会いを述懐する。「でも、ニューヨークで彼の演奏を聴いて、『Lookin’ for Another Pure Love』を作っているときに、『この曲で演奏してみないか?』と言ったら、彼も乗り気だった。彼は1つのパートを置き、次に別のパートを置き、さらに別のパートを置いた。本当に素晴らしかったよ」。

Translated by Rolling Stone Japan

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