ちゃんみなが振り返る武道館公演、初書き下ろし曲「TOKYO 4AM」に込めた想い

ー制作は海外だったんですね。どれくらいの期間行ってらっしゃったんでしょう。

LAと韓国に2ヶ月間くらい行って、20曲以上作ってきたんですよ。元々私はずっと海外で制作していて。パンデミックが起きて日本で制作することになって『ハレンチ』を作ったので、本当は今回の作り方のほうが普通なんです。

ー日本での制作と海外での制作で、それぞれの良さや違いってどこにあるんでしょう。

いろんなところが違いますけど、誰とやるかによって違いますよね。なので、あまり場所とかは関係ないのかなって。ただ、住む場所と過ごす場所によって曲って変わってくることはあります。2年間、東京の景色を見て、東京の人と会って、東京の話をする生活を送っていたから、アウトプットがどうしても東京になってくるんです。そのときはもう早くどこかへ行きたいとか思っていたんですけど、実際に外にでてみたら東京が愛しいなと思ったりして。場所による気持ちの変化っていうのはやっぱり大きいですね。

ー「TOKYO 4AM」は、外から客観視している東京を描いている?

というか、恋しくなってるよって話ですね。「酔っ払うとあなたに会いたくなるの」って歌詞も、酔っ払ってる人って素直になるじゃないですか? 東京に帰りたいみたいな、過去を懐かしんで愛す、っていうのに近いのかなと思います。

ーずっと東京にいたら、ある意味出てこなかった曲なんですね。

うん、そうですね。東京に長い間いて、出たからこそかけたんじゃないかなと思います。



Rolling Stone Japan 編集部

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