ちゃんみなが振り返る武道館公演、初書き下ろし曲「TOKYO 4AM」に込めた想い

ーそして今回、Paraviオリジナルドラマ『-50kgのシンデレラ』主題歌「TOKYO 4AM」をリリースされました。初めての書き下ろしということで、コメントでも出されてましたけど、最初ちょっと不安があったそうですね。

お話をいただいたとき、私書き下ろしをしたことがなくて。人の経験をもとに曲を書けないので、えーってなってたんですけど、そのままでいいですって言ってくださって、本当に好き勝手書いた曲なんです。これ以外にも何曲かお渡したんですけど、「TOKYO 4AM」 がいいって言ってくださって。大丈夫かなあと思いながらも、確かに主人公の陽芽ちゃんが私だったら私はこういう音楽を作っていただろうなと思って。自分の中でもすごく共感するというか、一致する部分があったなと納得して、この曲でいこうってことになりました。

ーちゃんみなさんにとって、東京の朝4時ってどんなイメージなんでしょう。

東京の朝4時って、私の一番元気な時間なんです。っていうのは、私は結構な夜型で、ピークは22時から6時とかで、一番何かをしている時間。全員が寝ていて、私だけ起きている感じが楽しいんですよ。この世界を独り占めしてる感覚がすごい楽しい。SNS を更新してもほとんどみんな動いていないし、世界が止まってる時間というか。もちろん他の国は動いてるんですけど、日本では自分だけが起きてるみたいな、そんな感じもワクワクするし、パッと時計見たら4時とか結構あって。4時44分とかもよく見るんですよ。なので4っていう数字は何か身近にあるのかなって。



ーみんなが寝静まって動いてないときに、創作活動もされるんですね。

「TOKYO 4AM」もまさにそうでした。レコーディングが終わってちょうど4時とかで、本当にびっくりだったんですよ。4時じゃんって(笑)。

ーそんな時間にレコーディングしているんですね?!

プロデューサーの方と仲良くて、喋っちゃって遅くなっちゃうんです(笑)。

ー英語詞がけっこう入っていますが、その塩梅はどのように決めているんでしょう。

思うままにですね。ここは英語のニュアンスがいいなとか、ここは日本語ニュアンスがいいなとか自分の中であって、このバランスになりました。こんなに英語を使うのすごい久しぶりですね。

ー英詞の部分はどんなことを歌っているんでしょう。

「東京4時にまたあなたに電話する。もうどうしようもないみたい。酔っ払ったらあなたに会いたくなるし、あなたとキスしてるときは最悪だ」、みたいな感じの曲です。

ーこれもちゃんみなさんの実体験から歌詞が生まれている?

ラブソングっぽく聞こえて、そういう比喩を使ってるんです。この曲は LA で作っていて。外から見たときの東京への思いとか、ファンのみんなへの想いとか、そういうものを入れ込んでいるんです。

Rolling Stone Japan 編集部

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